ポイント投資に税金はかかるの?始めるデメリットはあるのでしょうか?
クレジットカードや電子マネー決済で、ポイントがもらえますよね?
通常であれば、たまったポイントを、他のポイントや何かしらの商品に交換するのが一般的です。
しかし!去年から、たまったポイントを投資にまわせるサービスが始まっています。
※例えば
・楽天ポイント
・セゾン永久不滅ポイント
・ドコモのdポイント
しかも!ポイントを運用して、ポイントが増えたとしても、現時点では税金はかからないようです。
というよりも、そもそもポイントで税金をとる仕組みがありません。
そこでポイント投資にはどのような種類があって、どのようなサービスなのか紹介していきます。
ポイント投資の種類
ポイント投資を大きく分けると2つに分かれます。
1:ポイントをお金に換えて投資信託を購入(証券口座を開設する必要あり)
2:投資にまわしたポイントが、そのまま運用される
実際の投資
1に関しては、楽天ポイントのサービスになります。
ポイントを現金に換え・楽天証券の口座を開設して、投資信託を購入します。
ポイントではなく・現金での購入になるので、利益に応じて20%の税率がかかってきます。
※通常の投資と同じなので、口座開設にはマイナンバーが必要です。
ポイントの運用
2に関しては、楽天・d・セゾンのポイントが対応しているサービスです。
運用しているポイントは、いつでも引き出すことができます。
あくまでもポイントなので、かなりポイントが増えても税金はかかりません。
※心配な方は、税務署に聞いてみましょう。
ポイント投資のメリット
一言で言えば、初心者でも参入しやすいということです。
通常の投資信託などであれば、マイナンバーが必要だったりと、手続きにも時間がかかります。
しかし!ポイントでの運用なので、手続きも簡単で・すぐに始められます。
ポイント投資のデメリット
もちろん5000ポイントが1万ポイントに増えることもあれば、その逆もあります。
大きく損をしても、「まあ、ポイントだし」ということで、損を感じにくいのがデメリットではないでしょうか。
なぜポイント投資が始まったのか?
あくまでもポイントなので、大したことないかと思いきや、新規の口座獲得につながっているようです。
※1の楽天証券の場合
今の時代は給料が少ないので、なかなか投資にお金をまわす人は少ないようです。
しかし!ポイント投資を始めたところ、月間で6万人前後の口座開設につながったそうです。
積み立てNISAの方も1万件近く増えてるそうです。
この状況に慌てたSBI証券は、Tポイントと組んで、ポイント投資を開始しています。
余談:おつり投資とは
「トラノコ」や「マメタス」というアプリが、おつり投資と言うサービスを行っています。
通常であれば、小銭を貯金箱にいれます。
しかしおつり投資は、電子マネー決済などで発生した「おつり」を投資にまわすというものです。
準備段階として、アプリに
・クレジットカードの登録
・家計アプリの登録
・電子マネーの登録
をする必要があります。
ただし手数料がかかるので、私は利用したくありませんが、無駄遣いしている人にとっては、利用価値があると思います。
まとめ
主に、楽天ポイントを中心としたポイント投資と、新しく始まったTポイント投資の2極化が進みそうです。
ポイントを増やすことができるのであれば、ポイント投資を始めたいですよね?
ただしあくまでポイントの範疇なので、資産形成と言うよりは、お小遣い稼ぎと言う認識でいいでしょう。