私がコールセンターの正社員を辞めた5つの理由を紹介します。
10年以上前の話ですが、大手コールセンターの正社員を2年間で辞めました。
コールセンターと言えば、アルバイト経験のある人も多いかもしれませんね。
私の場合は新卒で入社しましたが、同期の離職率がとても高くてびっくりしました!w
入社後には数週間の研修があり、その研修期間後に辞めていく人も。
そこでの経験を元に、コールセンター正社員の将来性について考えていきます。
この記事の目次
コールセンター正社員の仕事の種類
コールセンターの正社員と言えば、オペレーターを管理するSVを思い浮かべる人も多いでしょう。
もちろんSVもいますが、新卒入社の場合、同じくらい営業職にまわされます。
私も営業職でした。
ただし、企業から獲得した業務を元に、SVとも何度か打ち合わせを行うので、SVの仕事内容や大変さも知っています。
その他、経営企画室や人事、経理に配属された人もいました。
コールセンター正社員の給料は安い?
やりがいも重要ですが、一番気になるのが給料ですよね?w
私の給料はもちろん、
2、3年先に入社した先輩や、上司の給料をなんとなく探ってみたところ・・・
入社して1、2年ほど、給料が安いのはいいとして、5年先・10年先も安いとショックですよね?
給料が安いという事は、必然的にボーナスも安くなりますw
※初任給の給料を元に、家を探した話です
もう少し具体的に伝えると、雑誌やTVの特集で、業種ごとに平均給与が発表されます。
それを見て、「そんなにもらってるのか!」と嫉妬を感じるほどですw
コールセンター正社員は残業が多い
営業職、SV職に関わらず、残業が当たり前の環境でした。
※現在は働き方改革の影響で、残業が減っている可能性もあります。
ここで残業と言っても、もちろん残業代は出ません。
今思うと「ブラック企業なの?」と思ってしまいますw
しかも!仕事があるから残業しているわけではなく、定時に帰りづらい雰囲気もありました。
一方でSV職に関しては、案件の立ち上げやトラブルが発生した時に、夜遅くまで会社に残っていた場面が思いだされますw
しかも、1つの業務だけでなく、3つ、4つといった複数の業務を管理しているので大変そうでした。
トラブルがあった時は、休日であっても、会社に来て対応していました。
コールセンターの正社員はうつ病になりやすい?
私自身、ちょっとうつ病になりかけましたw
仕事を頑張っても給料は安く、残業が当たり前の状況のため、毎日会社へ行くのが嫌でした。
一方で、SV職の人は日々忙しく、うつ病になる暇がなさそうでしたw
たま~にイライラしている人もみかけるので、ストレスがたまっているのは感じ取れました。
SV職が大変で辛い理由
コールセンターでアルバイトした人は、SV職って大変だと思いますよね?
そこで、どのような仕事内容なのか、ざっくりと紹介します。
・営業職の人から依頼された案件の見積もりを出す
※例えばこの業務をするには、このくらいのスキルをもったオペレーターを10名体制にして稼働させる場合、いくらかかるのか?といった内容です。
・営業の人と一緒に企業を訪問
・案件を受注したら、オペレーターの募集・教育・管理
・現場でトラブルがあったら、対応しないといけない
・月ごとに、依頼した企業に報告書を作成
これらの業務を複数担当するイメージです。
なので、なかなかまとまった休みが取れないのが当たり前の状況でした。
コールセンター正社員の営業職は辛い?
一方の営業職ですが、「毎月何件獲得できたのか?」、「いくら売り上げを上げたのか」、詰められることもあります。
会社に来る問い合せで受注することもあれば、電話・訪問営業などで業務を獲得することもありました。
当時は電話・訪問営業が当たり前でしたが、今ではSNSを活用すれば、もう少し楽に獲得できるかもしれませんね。
コールセンター正社員は土日休み?
基本的に土日が休みです。
しかし!SV職に配属されると、休みは不定期になります。
当時は、「今日で25連勤目!」と言っている同期もいましたw
なかなか休みが取れない状況のようです。
コールセンター正社員を退職したきっかけ
普通に考えれば、会社を辞めると収入がなくなるので、なかなか辞められないですよね?
お世話になった上司に「辞めます!」と言えない人もいるでしょう。
そんな中、「金持ち父さん貧乏父さん」という本読んで、会社員の給料以外にも収入を得る方法があると知ります。
貯金はあまりなかったですが、
残りの有休と、3ヵ月後からもらえる失業保険(自主退社)を利用すると、退職後の半年間は生活できそうという判断をしました。
上司に辞める旨を伝える瞬間はドキドキでしたが、なんとか辞める算段をつけました。
※どうしても「会社を辞めたい」と言い出せない方は、
まとめ
コールセンター正社員の将来性について考えると、正直厳しいかなと感じています。
ただし、今は副業もできる時代です。
働きながら、もう1本の収入を作ることで、生活が豊かになるだけではなく、スキルも身に付きます。
なので、会社にすべて頼るのではなく、将来が不安なら、
転職したり・副業を始めたりと、何かしらの対策を考え・実行することが大切です。