エジソンの失敗は子育てだった?失敗は成功のもとにならなかった例を紹介します。
トーマス・アルバ・エジソンと言うと、誰もが知っている発明家ですよね?
発明品の中では、白熱電球が有名ではないでしょうか?
さらには多くの発明品とともに、数々の名言も生み出してきました。
しかし「しくじり先生」という番組で、実はエジソンは「子育てに失敗したのではないか?」という議論がありました。
そこで、エジソンのすごさを確認した上で「本当に失敗しているのか?」、「どのように失敗したのか?」見ていきたいと思います。
有名なエジソンの発明品
どのサイトを調べてみても、生涯で1,300ほどの発明をしたと記載されています。
1,300と言ったら、かなりの数ですよね?そこで有名な発明品を紹介していきます。
・白熱電球:それまではアーク灯というものが利用されていたようです。
・映写機
・トースター
これらを見ると、ジャンルがバラバラなような気がしますね。
ちなみに、すべての発明を最初から取り組んでいるようなイメージがありますが、テレボイスレコーダー(電話)のように、他の人が発明したものを改良したものも少なくないようです。
エジソンの名言
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
かなりポジティブな発言ですよね?w
一日8時間労働制に感じた危機感は、労働時間の不足などではない。働くということが、ただの決まりきった作業になってしまうということだ。
以前は、仕事がルーティンワークになっており、マンネリ化していた時期もありました。
困るということは、次の新しい世界を発見する扉である。
確かに困った時に今のやり方を見直しますし、解決策を探しますよね?その結果、よりよい道が見つかります。
成功できる人っていうのは、「思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえ」という前提を持って挑戦している。
これは当たり前のことですねw
人から批判されることを恐れてはならない。それは成長の肥やしとなる。
これも当たり前のことですね。
ほとんどの人がチャンスを逃す理由は、チャンスは作業着を着て、大変そうに見えるからだ。
確かにチャンスが来ても、実行するのをめんどうと感じて、チャンスを逃してしまう人も少なくないと思います。
ここまで、エジソンの発明品と名言を見ていくと、すごい人だという事がわかります。
子育てが失敗だと感じた原因は?
エジソンの息子・娘ですが、最初の妻と2回目の妻の間で、6人の子供がいたそうです。
その中で、失敗だと感じたのは、長男のトーマス・エジソンJrになります。
気になるエジソンの子育てですが、子どもたちにも、自分と同じように発明家になってもらいたかったようです。
そのため、小さいころから、子どもたちの前で時計を分解・組み立てたり、模型を作ったりしたそうです。
しかし興味を示さなかったため、子育てを放棄、親戚の家に預けてしまったそうです。
普通に考えてもよくないことですよね?
エジソンJrが会社を設立
エジソンJrが大人になると、トーマス・エジソン二世電気会社を設立します。
会社を立ち上げて立派だと思いたいところですが、会社の商品はお客さんを騙すものでした。
人の考えを写し取れる機械というものを販売したそうです。
もちろん倒産します。
しかしその後、再度親の名前を使って、エジソン二世化学薬品会社を設立。
こちらの会社でも詐欺行為を行い、あらゆる病気を治せる機械を売り出します。
さすがに親のエジソンは怒り、息子を裁判で訴えることに。
裁判の結果は?
エジソンは息子に、「エジソン」という名前を使用することを禁止します。
ここまでは普通ですが、息子はエジソンに仕送りするように迫ったようです。
オリエンタルラジオの中田さんによると、その金額は毎月140万円・・・
自分が詐欺商品を売っていたことに反省することなく、なんと親であるエジソンに毎月の仕送りを訴えたのでした。
よく分かりませんが、エジソンはこの要望を受け入れたそうです。
その後、エジソンJrはどうなったのか?
自分が悪いことをしたにも関わらず、働かなくても毎月140万円入ってくるようになりました。
その結果、どのような状態になったのでしょうか?
ふつうに考えれば、毎日ダラダラして過ごしたり・遊びに行くのが定番ですよね?
しかし人間って、仕事をすることが一番のやりがいではないかと私は考えます。
つまり、エジソンJrは働かなくなったことで、
・離婚
・パラサイト(親に寄生)
という状態になったようです。
仕事をやる気力も・日々することもなくなり、酒浸りの日々を過ごしていたのでしょうか?
事実はよく分かりませんが、だいたい予想することができます。
まとめ
人間誰しも失敗することがあると思います。
しかしその失敗から学ぶことで成長できると思っています。
しかしエジソンは、1回目の息子の詐欺行為を怒らずに、2回目の会社設立を許します。
そして裁判で毎月140万円の仕送りを容認します。
もちろん、幼少期に子育て放棄をしていますので、息子の心情としては、親を嫌っていた側面もあるのかもしれません。
今回の出来事を振り返ってみると、自分が大きな失敗をした時に、きちんと諭してくれる・助けてくれる人が周りにいるかどうか大切だと感じました。
ここで言う諭す・助けるという意味ですが、間違ったことをきちんと伝え・叱ったり・怒ってくれる存在のことです。
最近、とある番組で借金をした人が紹介されてました。娘が借金をして助けを求めてきたので、「はいはい」と軽い気持ちで肩代わりしてあげたそうです。
しかし娘は以前より大きな金額を借金してしまい、両親はその返済に四苦八苦してしまいます・・・
この例からも、失敗から何も学ばなければ同じ過ちを犯してしまうことが分かります。
不幸な状態から脱するには、過ちを犯した本人が、まず初めにその過ちに気づかなくてはいけません。
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