サラリーマンはただの奴隷?フリーランスになれば自由になれるのでしょうか?
私もサラリーマンを経験していますが、「上司の命令は絶対!」、「毎日の満員電車は当たり前!」、「休日に呼び出されることも日常茶飯事」・・・
まさに奴隷のような生活を送っていました。
しかし自営業になってから、収入面は安定しないものの、自由を実感しています。
私が考える自由とは、日常生活の中で、どれだけ選択権をもっているかという点です。
例えば、サラリーマンであれば、上司の言う事を聞かなければ、最悪クビになりますよね?
フリーランスであれば、自分の決断で仕事を選ぶことができます。
そこで、サラリーマン、フリーランスの両方経験した私が、それぞれの特徴と違いを紹介していきます。
今後独立を検討しているサラリーマンの方にも参考になると思います。
サラリーマンはなぜ奴隷と例えられるのか
当たり前ですが、基本的に週5日拘束されるので、その間は自由がありません。
会社で与えられた仕事をこなし、決められた終了時間まで働きます。
最近ではブラック企業という言葉もあるように、休日返上で働かされる会社もあるようです。
以下に自由がないと感じるサラリーマンのデメリットを挙げていきます。
働く部署が選べない
転職組は別ですが、新卒などで入社した場合、希望とは別の部署に配属されることも多々あります。
どの部署でも学びややりがいはありますが、自分のやりかったこととは異なる仕事に就くケースが多いでしょう。
嫌な上司の元に配属された場合
良い上司もいますが、悪い上司に当たると、いつも怒られたり取ってきた案件を奪われることも。
最悪の場合、パワハラ等でうつ病になってしまう人もいるようです。
すぐに辞められない
希望ではない部署に就いたり、嫌いな上司の元へ配属されても、まとまった貯金があったり・転職先が決まってなければ、すぐに辞めることはできません。
日本社会の仕組みですが、
1度でも正社員を辞めてしまうと、実績やスキルがない場合、別会社に正社員で入社するのは難しいかもしれません。
そのため、嫌々入った会社でも、我慢して2、3年経験を積んでる人もいます。
転勤など飛ばされることも
色んな場所に住めて、新しい場所で仕事の経験を積むこともできますが、転勤が嫌で会社を辞めてしまう人もいます。
中には、35年の住宅ローンでマンションを買ったばかりなのに、転勤させられた人もいます。
嫌な上司との飲み会
昔であれば当たり前ですが、給料も上がりにくい時代に、嫌な上司との飲み会が頻繁にあったら嫌ですよね?
私のサラリーマン時代も、週2回のペースで飲み会がありましたw
朝早く起きる+満員電車
自宅と会社の距離が遠く、朝5時に家を出る人も少なくないようです。
一方で東京や大阪などの都心部では、毎朝満員電車で通勤する人も多いはず。
毎朝足を踏まれたり・押されたりと、路線によってしんどかったです
私はこの満員電車に乗りたくなかったので、サラリーマンを辞める決意をしました。
※金持ち父さん貧乏父さんの本もきっかけになりました
⇒金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフローゲームをやりまくった結果
サラリーマンのメリット
自由は少ないですが、サラリーマンにも多くのメリットがあります。
必ず毎月給料がもらえる
仕事が好きな人は別として、嫌々働いてる人は、この給料の為に会社で働いていますよね?
昔の私もそうでしたw 給料は少なかったですが・・・
どんなに会社の業績が悪くても、取引先とトラブルを起こしてしまっても、毎月必ず給料がもらえます。
規則正しい生活が送れる
朝早く起きて出社し、夜はあまり遅くならない時間帯に眠る。
電車通勤の場合は結構な距離を歩いていたので、いい運動にもなりました。
やる仕事が決まっている
自分で仕事をとってくる営業職もありますが、だいたい自社商品や自社のサービスは決まっていますよね?
ある程度仕事の範囲が決まっているので、その範囲内で仕事に取り組むケースが多いです。
マニュアルがある
会社に入社した場合、担当の先輩などが仕事内容を教えてくれます。
フリーランスのメリットは自由時間が多い
フリーランスは自分で仕事をつくったり・営業をかける必要がありますが、やり方次第で自由な生活が送れます。
そこでフリーランスのメリットを紹介します。
嫌な上司がいない
自分が中心となって仕事をするので、指図をする上司はいません。
なので、仕事に失敗しても、誰からも怒られることはありません。
仕事が選べる
独立する前に、こういう仕事をやってみたのでフリーランスになる!という人もいれば、
副業で始めたことで暮らせるようになって、会社を辞める人もいます。
撤退と挑戦がすぐできる
例えばサプリの販売を開始して、手間がかかる割に・大した利益にならなかった場合、すぐに辞めることができます。
そして別の稼げそうな仕事があったら、すぐに始めることもできます。
サラリーマンで商品を売る営業職に就いた場合、その商品がまったく売れない場合でも、その商品を売らないといけないですよね?
働く時間を選べる
サラリーマンであれば、月~金曜まで働くことが多いですが、フリーランスであれば、平日休んだり・1日3時間しか働かなくても問題ありません。
※収入が軌道に乗っている場合
会社へ行く必要がない
これは結構大きいです。通勤時間で、往復2時間かかっている人は、月間で60時間無駄にしています。
フリーランスであれば、起きてすぐ仕事もできますし、その2時間分を趣味の時間に使うこともできます。
家庭の時間が増える
自宅で仕事をする方も多いので、奥さんが働いている場合、晩ご飯をつくったり・子供の面倒を見たりと、家庭に時間を使えます。
夫婦のすれ違いもあまりないようです。
稼ぎの上限がない
会社であれば、どんなに売り上げを伸ばしても、給料は変わりません。
ボーナスが増えたり、役職が上がることはありますが。。
※外資系・ベンチャーであれば、出世は早いかもしれませんね。
しかしフリーランスであれば、稼いだ分入ってきます。
たとえ失敗しても
売上が悪い月はバイトをしてしのいだり、万が一稼げなくなったらどこかに雇われて働けばいいだけです。
フリーランスのデメリット
もちろんデメリットもあります。
リスクがある
せっかく独立しても、仕事が順調にいくとは限りません。
サラリーマンの場合でも、会社が倒産したり・リストラされる可能性もあるので、リスクがないわけではありません。
結局のところ、生き抜く情報・スキルというものが大切になってきます。
仕事・お金を下さいと言う
サラリーマンであれば会社に行けば仕事がありますが、フリーランスは自分で仕事をつくったり、仕事・お金をとってこないといけません。
つまり、獣的な生き方が必要です。
例えば石器時代に生まれていたら狩猟をする感覚ですね。
メンタルの維持
稼ぎが良かったり儲かっているときは、気持ちも昂り・イケイケ状態になるでしょうw
しかし、収入が不安定だったり・右肩下がりだと、メンタル的に落ち込む人も少なくありません。
なので、どんな状況になっても立ち向かう精神力が必要です。
サラリーマンとフリーランスならどっち?
「どちらが良いのか?」、それは人によって異なります。
会社の様な組織に雇われて・毎月給料がもらえる生活が好きな人、自分で仕事を作り・毎日自分で時間の使い方を決めるのが好きな人に分かれます。
最近の傾向としては、副業や趣味として始めたことが仕事になり、会社に勤めなくても生活できる人が増えています。
「隣の芝生は青く見える」こともあると思うので、どちらの生き方を選ぶにせよ、あなたの心が望む方向に生きていけたら、楽しい人生になることでしょう。
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