資格が必要だけど将来稼げる!儲かる職業を紹介します。
収入が高い職業と言えば、医師や銀行員などがありますが、簡単にはなれない職業ですよね?
しかも開業出来るような資格の場合は、定年を気にせずに働く事が出来ます。
難易度は高くなりますが、収入アップのチャンスなので、なりたい職業があればぜひチャレンジしてください。
年収の高い・稼げる職業とは?
年収が高い職業の1~3位は、1位が皇族、2位がプロ野球選手、3位が中央競馬の騎手となっています。
1千万円以上稼ぐ人の割合は5%と言われていますが、現実的に頑張って就ける職業の中では、医師、NHK職員、弁護士などがあります。
サラリーマンの場合、源泉徴収などで手取りが減っていますが、800万円ほどの手取りであれば、年収1千万に近い職業と言えるでしょう。
医師の年収は1千万以上ですが、労働の対価としては低いと言えます。
また、弁護士は難関資格として有名ですが、年収は年々低下気味で、200万や300万という人も珍しくないようです。
資格は必要ですが、こんな職業が稼げる!儲かる!
警察官
意外に思われますが、警察官は年収が高い職業の一つです。
資格を必要とせずに年収が高い職業です。
国家公務員試験受験と、地方公務員試験受験の2つのルートがあります。
普段の生活で接する機会のある警察官のほとんどは、地方公務員受験で警察官になった方々です。
他の仕事から転職して、地方公務員合格後に警察官になる人もたくさんいます。
高校や大学を卒業して何年も経っている方でも挑戦出来る職業です。
上場企業に負けない位の年収、昇進しなくても年々収入が上がっていく点が大きな魅力と言えます。
しかし体力的にはかなり厳しく、辞めていく人も多いと言われおり、危険な場面に遭遇するケースもあります。
公認会計士
難関資格ではありますが、特に受験要件はありません。
合格率はその年によりますが、10%未満と考えていいでしょう。
ほとんどの公認会計士は監査法人に所属し、複数名で監査業務をしています。
監査業務というのは、企業の会計・経営状況が適正かどうかチェックする仕事と言えます。
一定規模以上の企業には監査業務が義務づけられているため、仕事はなくなりませんが、繁忙を極める仕事のようです。
監査以外でも税のコンサルティング活動などがあります。
登録すれば税理士として働く事も出来るため、税理士資格取得者以上に幅広く活用できます。
税理士
公認会計士よりも比較的難易度の低い資格ではありますが、公認会計士と同程度の収入を見込める仕事です。
資格の合格率は10%程度、11科目の中から5科目を選択出来るため、得意な分野で挑戦できます。
顧客から依頼された税金関係の書面の相談・作成業務が主な仕事です。
確定申告時に税理士に依頼する人が多いため、安定して収入が得られるでしょう。
しかし、経験がない場合は個人で開業するのは至難の業。
税理士事務所の勤務からスタートする必要があります。
税理士事務所で勤務を開始した時は、年収300万円程度が多いようですが、経験を積むことで年収も上がります。
事務所勤務の税理士の場合、年収は500万円程度に止まりますが、開業する事で収入が上がっていく仕事と言えるでしょう。
定年がないため、一生働き続ける事が出来る点が魅力と言えます。
社会保険労務士
保険・年金のスペシャリストです。
国家試験の合格率は10%程度、弁護士や公認会計士ほどの難易度とは言えませんが、難関です。
受験要件でも、大学や短大・専門学校などで62単位以上を取得しているか、行政書士資格等を保有している必要があります。
個人や企業の依頼に応じて、社会保険関係の代行・代理、相談などの業務を行います。
事務所勤務の場合、残念ながら年収は500万円程度に止まるようです。
難関資格保持者の年収としては高いとは言えませんが、独立開業して顧客を呼び込む事が出来れば、年収1千万円も不可能ではありません。
MR(Medical Representative)
製薬会社を代表して自社の薬の販売を行います。
医療機関を訪問し、自社の薬の特徴などを売り込むセールスマンと言えるでしょう。
特に資格を保持している必要はなく、高卒でも製薬会社の就職試験に合格すればなる事が出来る仕事です。
しかし、実際は大卒程度で基本的な知識を求められる場面が多いようです。
民間の試験として、「MR認定試験」というものがあり、合格すると「MR認定証」がもらえます。
全く知識のない方は勉強してみるのもいいかもしれません。
営業にノルマがある他、医療従事者と接するために高いコミュニケーション能力が求められます。
ストレスが多い職業と言えるでしょう。
中小企業診断士
企業に向けて経営の診断と助言を行う仕事です。
特に中小企業に対して経営の問題解決のためのコンサルティングを行います。
国家試験の合格率は10~20%程度で難関資格と言えます。
元々経営に携わってきたサラリーマンがステップアップとして取得する事が多いため、資格を取得してからすぐに高収入が期待出来る訳ではありません。
独立開業して中小企業のコンサルティングに携わる事も可能で、年収1千万以上を期待出来ます。
消防士
火災が起きた際に人命救助を行います。
各地方自治体の消防署で採用される公務員です。
公務員試験の受験が必要ですが、30歳ぐらいまで受験でき、他の公務員試験に比べるとレベルは高くなく仕事に就きやすいと言えます。
消防士の仕事としては、救急活動と消火作業の2つがあります。
通報に応じて消防車で出動、消火活動を行います。消火活動はかなり危険の伴う仕事と言えます。
救急活動では119番通報に応じて救急車に乗って現場に向かいます。
1分1秒を争う適切な応急処置が必要とされます。
高齢化が進んだ現代、高齢者からの通報が絶え間なく届くため、勤務は多忙かつハードになっているようです。
宅地建物取引士
かつての「宅地建物取引主任者」資格です。
宅地建物の売買が適正に行われるように事務を行う、不動産のエキスパートです。
合格率は10%程度ですが、弁護士試験のように難易度は高くありません。
不動産事務所では1か所につき5人に1人は宅建資格所有者を置かなければいけないため、比較的食いっぱぐれがない職業と言えるかもしれません。
事務所内で昇進出来れば収入が上がりますが、経験のないうちは資格を保有していても年収はそれほど高くありません。
不動産資格として「マンション管理士」がありますが、同時に保有する事で仕事にも幅が利きます。
個人での開業の他、不動産投資会社に転職する事で年収アップを期待出来ます。
初生ひな鑑別師
生後間もないヒナのオス・メスを素早く鑑定する仕事です。
耳慣れない資格ですが、立派な国家資格です。
25歳までの限定ですが、学歴問わず初生ひな鑑別師養成所に入って5か月勉強した後、研修生として勉強、試験に合格する事で資格が取得出来ます。
1時間に1000匹以上の雌雄を見分けなければならないため、かなりのスピードが求められます。
日本での仕事は徐々に減っているようですが、資格を取得していれば畜産技術協会が海外への仕事のあっせんを行ってくれます。
資格が必要だけど、将来稼げる職業まとめ
医師や弁護士のように年収が高いと思われがちな職業の他にも、稼げる仕事がたくさんあります。
基本的に高収入の仕事では、難易度の高い資格が必要とされる場合が多いでしょう。
比較的なりやすい仕事では警察官や消防士などがありますが、体力的に厳しい事や危険を伴う事を覚悟しなければいけません。
開業出来る資格を保有している場合、自分の営業能力に応じて稼ぐ事が可能で、年収1千万以上もありえます。
しかし難易度の高い資格を保有していても、事務所や会社に勤務いている場合、年収は低く抑えられてしまいます。