ミナミの帝王ヤング編で気づいた4つの事!どん底から這い上がる方法について紹介します。
ミナミの帝王ヤング編は全6巻になりますが、あの萬田銀次郎の若かりし頃が描かれています。
今のような世の中では、人生のどん底を経験する人も少なくないかもしれません。
どん底から抜け出せなければホームレスになってしまいますが、どん底から抜け出すことができれば、人生よくなり・成功の階段を駆け上がることができます。
では、どのように這い上がればいいのでしょうか?
お金の稼ぎ方を知らないと
萬田銀次郎ですが、父親が亡くなり、母親も病気の状態の中、自分が稼がないといけないので必死で商売するわけですが・・・
その方法が、盗品や落ちているものを売ったり、車にぶつかる当たり屋みたいなことをやっていました。
もちろんうまく行くはずもなく、体がボロボロになっただけで、ホームレスのたまり場へ捨てられてしまいます。
詐欺まがいのようなことをしていると、たとえ一時的にお金が入ってきたとしても、結果的に貧しい状態になってしまいます。
ちなみに消費税増税とともに、低所得者に1万〜1万5000円が給付されました。
こちらに関しては、誰でも分かりますが、根本的な解決とはなっていません。
しかも低所得の場合、1万〜1万5000円ぽっちであれば、稼ぐためにスキルを向上させたり・学んだり・投資する方向にお金を使わずに、ただただ食費等に消えるだけです。
つまり意味のないお金のばら撒き施策と言えます。
ここで言えるのは、「日本でもっとお金に関する教育が行われてもいいのでは?」と感じるところです。
お金で騙されない為に
ミナミの帝王ヤング編2巻で、なぜ萬田銀次郎が追い込まれた状態になったのか分かります。
実は父親が騙されてしまって、多額の負債を背負ったのが原因でした。
冷静になって考えれば騙されずに済んだのかもしれませんが、10億円の現金をあげるので・政治家に渡すように言われたり、政治や相撲の世界でも有名な人物と会わされるうちに、どんどん相手を信用するようになっていったのです。
その話の中でも特に、銀次郎の父親はとある建設業者の社長で、大阪オリンピック構想の話が大きかったようです。
つまりオリンピックで天文的な数字の儲けがでるという話を信じ切っていたのでした。
そのため、20億円を用意し、追加で300億円の手形を発行するまでに・・・
これを現実に置き換えると、確かに多額のお金を稼げるという話を聞くと飛びつく人も少ないと思います。
自分よりも成功した人間から言われるとその気になってしまいますよね?
相手が自分を騙そうとしているのを見破ることができれば問題ないですが、「稼げる!・儲かる!」という頭になっている人は難しいかもしれません。
ちなみに一般的に人を騙すときですが、相手を持ち上げてから落とすようです。
今回のケースも、大阪オリンピックで大きな利益が出るとのせておいて、多額の借金を背負わせたのですから。
どん底から這い上がるという決意
言うまでもないですが、どん底に落ちてしまったら、そこから這い上がる決意をしなくてはいけません!
たとえばホームレスに1度転落したとします。
すぐに抜け出さないと、ホームレスであることが当たり前になってしまいます。
つまり、人間は楽な方、楽な方へ舵をとる習性があるんだと思います。
「銀次郎も今のままの生活が楽しい」と言ってましたが、父親を死に追いやった人物の娘と出会い、再び怒りがこみ上げてきて復讐することを誓います。
銭の戦争でも、復讐心から貸金業者となって、お金を稼いでのし上がろうとします。
ただし銭の戦争であれ、銀次郎であれ、すごい復讐心があります。
それが原動力になるのですが、ふつうに会社をクビになって、家賃が払えない状態になってホームレスという人もいると思います。
この場合は、ホームレスまで転落する前に、なんとか立て直す必要があります。
もちろん実家がある人は、1度実家に戻るという選択肢もあるわけです。
師匠をもつこと
銀次郎がいくら復讐するといっても、最近まで当たり屋をやっていたので、復讐するやり方すら分かりません。
そんな時に7人の専門家が銀次郎の師匠になります。
具体的には、法律、経済、経営、金融、英会話、武道、政治の専門家の7人です。
う~ん、この7分野を修めたら、かなり現実世界でも成功しそうな気がしませんか?
しかも、5年間みっちり7人の師匠から学んでいきます。
経営学の専門家の衝撃的なセリフ
「腹が減って死にかけてる犬がおる、その犬にエサをやるのがいいか、それとも獲物の取り方を教えるのがいいか?」
ということを言います。
私なら、死にかけてるので、少しエサを与えてから獲物の取り方を教えるのがいいと思いました。
しかしこの経営のプロは、
「死にそうになるくらい腹が減るまでエサを手に入れる手段をうたなかった犬は役に立たんので!・・・」
と言い切り、それが経営学だと言うのです。そしてその犬を食べて腹が膨れる・・・
金融のプロのセリフ
「お金に困ってる男と、お金に困っていない裕福な男、どちらにお金を貸す?」
という質問をされます。
これは私にも分かりました。
お金に困ってる男に貸しても返ってこない可能性が大きいので、お金に困っていない裕福な男性に貸します。
ちなみに銀行の審査もそれと似ているような気がします。
相手の返済能力をくまなく調べるからです。銀行マンであっても、辞めた途端、住宅ローンの審査が厳しくなるようです。
しかし銀次郎は、「お金のない人に貸して働かせる!」と断言します。
これがミナミの帝王本編の物語へつながるのですね。
まとめ
ミナミの帝王ヤング編3巻の後半から、5年間の修行を終えた銀次郎がついに始動します。
デパートまでロールスロイスに乗ってやってきます。
そして億単位する絵画を買いあさって、店員に自分の名前を印象付けます。
もちろんこれも作戦です。
あとは復讐を果たすだけなので、流し読みした感じです。
やっぱり個人的には、無一文の状態から這い上がっていくのが好きですね。
要は逆境の時にどう対処するかでその後の人生が変わると言っても過言ではないと考えます。
もちろん、自分1人の力だけでなく・周りの人が助けてくれることもありますが。
もしもあなたが人生のどん底と感じている状況にいるのなら、ミナミの帝王ヤング編を読んだり・この記事を参考に立ち上がってくれたら幸いです。