1人の子供が高校卒業までにかかる学費+学校外費用で、2,000万円近くかかると言われています。
私立、公立のどちらを選ぶかによってもかなり金額は変わってきます。
2018年に放送された池上彰さんの番組によると、
・幼稚園~高校まで全て公立⇒540万円
・幼稚園~高校まで全て私立⇒1770万円
という金額になっています。
そこで年代別にもう少し詳細に必要な金額を紹介していきます。
この記事の目次
幼稚園・保育園の費用
生まれたばかりの頃は、各家庭で子育てをするので、幼稚園や保育園に預けられる時期になると、少し手が離れますのでほっと一息つけるのではないでしょうか?
ここで幼稚園と保育園の違いがよく分からないので調べてみると、
・幼稚園⇒学校教育法に定められた学校で、主に教育を主としています。
幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。
・保育園⇒保育に欠ける児童を預かる福祉施設と言われています。
保育所は、日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育することを目的とする施設とする。
気になる費用ですが、平成26年度子供の学習費調査(幼稚園の年額)を見ると、
公立の学費等
・学校給食費:19,382円
・学校外活動費:83,707円
・学習費総額:222,264円
私立の学費等
・学校給食費:36,836円
・学校外活動費:141,553円
・学習費総額:498,008円
この数字を見ると公立に通わせたいところですが、公立の幼稚園の数は少ないので、私立へ行かせる家庭の方が多くなります。
次に保育園の料金を確認すると、自治体によって制度が異なり、補助の出し方も異なる上に、前年分の年収によって変わってきます。
そこで、平成28年度 保育料表 | 保育園の利用について | 福岡市保育協会というページを参照すると、月額1万円台から8万円まで幅があります。
3歳未満と3歳以上でも金額は異なります。
ちなみに保育園ですが、認可保育園と無認可保育園に分けられます。
認可保育園には自治体運営の公立と社会福祉法人が運営する私立があります。
無認可保育園に関しては、東京都の認証保育園などもあれば、会社の保育園などがあります。
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小学校の費用
小学校は6年間ありますので、公立を選ぶのか私立を選ぶのかでかなりの金額が異なってきます。
こちらも文部科学省の平成26年度子供の学習費調査(小学校の年額)を転記しています。
公立の学費等
・学校給食費:43,176円
・学校外活動費:208,575円
・学習費総額:321,708円
私立の学費等
・学校給食費:46,089円
・学校外活動費:604,061円
・学習費総額:1,535,789円
このように私立の小学校ってかなりお金がかかります。
だいたい毎月13万円近く費用がかかる計算になり、公立と私立で4倍以上の差になります。
ただし、学校外での塾や習い事を含めた金額ですので、そこまで習い事にお金を使うのかは各家庭次第でしょう。