なぜ成功者は見返りを求めないのでしょうか？
世の中の仕組みは「Give&Take（ギブアンドテイク）」だと言われています。
例えば、お金を払ってセミナーや習い事に参加することで、必要な知識・スキルが得られます。
会社に勤めるサラリーマンの方も、自身の時間を会社に使うことで、毎月給料が受け取れます。
しかし成功者は「Give&Give（ギブアンドギブ）」というように、見返りを求めないというのです。
見返りを求めるのは当たり前？
たとえば、「今日はおごるから次回おごってね」という見返り。
「この分支払うので、あの仕事をやってくれないかな～？」など、日常的に見返りを求める人は多いですよね？
その他にも、仕事上の接待などが思い浮かびます。
仕事をもらうために会社の経費を使って、相手を楽しませるために一席設けます。
見返りを求めてはダメな理由とは？
部下に気に入られようと、毎回食事をおごったとします。
しかし部下からは感謝されず、仕事も一生懸命やらない場合は、「せっかくおごってあげてるのに！」と思いますよね？
近づきたい異性がいて、何かある度にプレゼントをあげているのに、一向に振り返ってくれない！と逆恨みをする人もいるでしょう。
このように思った場合、最初の頃の関係よりも、明らかに悪化してしまいます。
ですので、親切で何かしてあげる場合も、見返りを求めてはいけません。
私の周りでも、見返りをまったく求めずに、相手のために何かをしてあげる人がいます。
たとえば朝５時でも、知り合いが鍵を失くして家に入れなかったら、鍵屋さんを手配するなど、いつも相手が喜ぶ行動をしています。
成功者はお金を出したがる？
成功の定義は人によって異なりますが、年収１億円以上あって、好きな人と付き合い、仲間にも恵まれ、家族を大切にしている人って成功者ですよね？
年収2～3億円の人が数名いるのですが、ランチや居酒屋、バーであっても、いつの間にか支払いを終わらせていたり、「払います！」と言って率先してお金を出すのです。
もちろん対抗して、譲り合いになることもしばしば。
また相手を喜ばせようと、１本20万、30万円するワインをあけたりします。
無駄遣いと言うよりは、相手を楽しませたり、尊重しているんだと思います。
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幸せな成功者の場合
「世界の大富豪」という本を読んだのですが、幸せな成功者ほど見返りを求めないと書いてありました。
よく「何かを受け取るためには先に与えよ！」という言葉もありますが、幸せな大富豪はギブアンドギブだけでなく、与えたものを忘れてしまうそうですｗ
ただただ、相手に喜んでもらえれば満足するそうです。
つまり見返りは求めていないですが、
相手の喜ぶ姿、楽しい時間という見返りを求めていることになるかもしれませんね。
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まとめ
世の中の仕組みのほとんどは、ギブアンドテイクで成り立っているので、ギブアンドテイクが悪いということではありません。
何がいけないのかと言うと、こちらがギブしたら相手もこちらにギブしてくれることを期待することです。
身近な例を挙げると、ボランティア等が挙げられます。
困っている人を無償で助けたり・手伝ってあげたりします。
ただし、自分が潤ってない状況で、過度に相手にギブし続けて、ご自身の生活が傾くようなことは避けましょう。何事も節度が大切です。
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