フラリーマンって何?今のサラリーマンにはヒュッゲが必要な理由とは?
働き方改革の一環で会社の残業が減り、17時に会社を出るサラリーマンも増えています。
一方で、真っすぐ家に帰宅せず、
フラフラしていることから、フラリーマンという言葉が誕生していますw
家に帰ってもやることがないので、ゲーセンやカラオケ、漫画喫茶や家電量販店に寄ってから帰宅するんだとか。
そんな中「未来世紀ジパング」という番組で、有意義な時間の過ごし方の参考例として「ヒュッゲ(hygge)」という考え方を特集していました。
今のサラリーマンに必要だと思ったので紹介していきます。
ヒュッゲとは?
そもそもヒュッゲとは、デンマークで流行っている考え方です。
・あくせくしない時間の使い方
・温かみのある暮らし
・居心地がいい・心が安らぐ
というような意味合いをもっています。
明確な定義はなさそうですが、日本で例えると、温泉に入ったり、鍋をつついたり、家族団らんで過ごすといったところでしょう。
デンマーク人のライフスタイルとは?
世界幸福度ランキングNO1!
2013年、2014年、2016年の3度にわたって、世界一幸せな国に認定されています。
日本は50位くらいですがw
通勤・通学は自転車
健康のために、6割のデンマーク人は、通勤・通学時に自転車を利用しているようです。
デンマーク人の労働時間
週に37時間ですw
・月〜木が8時から16時
・金曜日は8時から13時
勤め先によって、フレックス勤務であったり、比較的時間は調整できるようです。
・デンマークの労働時間:1410時間(平均年収543万円)
・日本の労働時間:1713時間(平均年収453万円)
日本よりも労働時間が短く、年収もデンマークの方が高くなっていました。
pentia(IT関連企業)に勤めている男性のケース
会社に、お菓子コーナーやプレイゲームをする部屋までありましたw
デンマークの会社では、お菓子コーナーは一般的なんだとかw
ボードゲーム?やビリアード等で遊ぶことがリラックスにつながり、その分仕事に集中できるそうですw
お昼は社員一緒にビュッフェのランチ、この時間帯は誰も仕事をしている人はいませんでした。
取材をした日の男性は、15時頃に退社。
日本では気まずい印象がありますが、残っている社員も笑顔で手を振って見送るほど、明るい雰囲気でしたw
会社を出てからの過ごし方
学校に通ってる息子を迎えに行き、その後は家族で夕食。
料理を作ったり、家族でのんびり過ごす時間はとても大切とのこと。
家族との夕食後は、友人との付き合いのため、バーに出かけたりというライフスタイルでした。
相席レストランが人気?
日本で相席というと、男女の出会いの場というイメージですよね?
デンマークの相席レストランは、
席に座った人たちが、8人グループで一緒に食事をするというものでした。
1人で来ても、ワイワイ話しながら食べれるので大人気のようです。
もちろん、若者から高齢者まで和気あいあいに、食事をしていました。
自分の時間を大切にすること
とにかく自分の時間を大切にすることで、幸せなライフスタイルを送れるそうです。
特に会社から15時に退社できるのはいいですよね?w
ドイツ人のライフスタイルはどんな感じ?
ドイツでは、1年に24日、有休をとる決まりがあるそうですw
このような決まりを破ると、罰則まであるんだとか。
番組ではAdidasに勤めている男性が紹介されており、「これから3ヵ月の休みをとって、彼女とポルトガルまでバイクで走ってくるよ!と話していましたw
日本の働き改革の状況は?
現在の日本の働き方改革に不満をもっているサラリーマンの方が多いようです。
・残業代が出ない
・早く退社してもやることがない
このような理由で、過半数以上が不満を持っているようです。
その他の会社・飲食店は?
ユニクロも、ヒュッゲという考えを踏まえて、着ることで幸せを感じれるような服をデザインしているそうです。
ロイヤルホストも24時間営業を夜の12時までに変更しています。
女性の間でヒュッゲが広まっている
主婦や女性同士の集まりの中に、ヒュッゲという考えがあるようです。
例えば主婦の間でホームパーティーが流行っているようです。
お金もかからず、仲間内で楽しめるとのことでした。
まとめ
デンマーク人のライフスタイルを見て、羨ましいな~と思いましたw
そもそも日本人って、高度成長期から、「24時間働けますか?」というような考え方がありました。
時間が経っても、そのような傾向がありますよね?
自分のためよりも会社のため!そして家族との時間が無くなって離婚につながるケースも多々あったと思います。
今すぐに考え方やライフスタイルを変えるのは難しいですが、
少しずつ、自分のために時間を使うということを意識して行動した方がよさそうです。
余った時間を家族と過ごしたり、自分の趣味に使うのもいいでしょう。