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ギャンブル依存症で借金・横領?原因と対策【ニュースな晩餐会】

ギャンブル依存症

ギャンブル依存症で借金・横領?原因と対策を紹介します。

パチンコ・競馬などのギャンブルで、借金を抱えている人は数多くいます。

厚生労働省のデータによると、ギャンブル依存症の疑いのある人は536万人にも及んでいるそうです。

実に、成人男性の12人に1人という割合です。

 

しかもアメリカが1.58%なのに対し、日本は4.8%と、先進国の中でも高い割合を誇っているようです。

ニュースの晩餐会」という番組でその原因、対策が放送されていましたので紹介していきます。

ギャンブル依存症について

その名の通り、いつの間にかギャンブルにはまり・そこから抜け出せなくなっていく症状です。

薬物依存とは異なり、犯罪ではないという特徴があります。

専門家によると、「脳の仕組みが変わっていく」そうで、はまっていく人たちには、ある共通の特徴がみられるとのことです。

ギャンブル依存症の特徴

44歳男性のケース(運送会社勤務)

21歳の時に、友人に誘われて初めてパチンコをしたそうです。

1,000円を入れてわずか5分で当たりが出て、1時間で1万円が3万円になったそうです。

いわゆるビギナーズラックですね!

1時間で2万円稼げたので、その時の興奮が忘れられず、どんどんのめり込んでいきました。

お金が足りなくなったら消費者金融からお金を借りて、42歳の時に債務整理を行ったそうです。

32歳の男性のケース(会社員)

24歳の時に闇カジノに手を出してしまい、負けても取り戻そうと思ってはまっていった結果、借金が8,000万円まで膨れ上がったそうです。

最終的には、会社のお金に手をつけてしまい、正常な判断ができなくなったと語っています。

43歳の男性のケース(元警察官)

一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中さんが、1度相談に乗ったことのある男性が紹介されました。

なんでもそのご両親から、息子が音信不通になったという連絡が入ったのがきっかけです。

ここで、スロット・パチンコにはまった理由が紹介されていました。

地方から都会に出てきたものの、慣れない都会暮らしにストレスを感じたようです。

さらに警察の寮は相部屋で、一緒にいたくない!1人でいたいというストレスを感じます。

ストレスが限界

その逃げ場と心の安らぎの場所がパチンコだったと・・・

警察手帳を見せると借金し放題で、800万円借りたようです。

特に勝ち負けにこだわっておらず、現実逃避でギャンブルにはまったとのことでした。

さらにこの男性の両親が紹介されており、これまで息子の借金を2,000万円以上払ったため、退職金もすべてなくなったと話しています。

闇金にも手を出してしまったそうで、娘の職場の病院まで嫌がらせの電話がくる状態だったようです。

35歳の男性のケース(現契約社員)

仕事にストレスを感じてパチンコにはまったそうです。

パチンコをやっているときは仕事のストレスを忘れることができるとのこと。

借金は85万円になり、仕事をしていても将来に希望をもてない状態になっていました。

女性のギャンブル依存症

ギャンブル依存症の疑いのある人は536万人とのことですが、その内の98万人は女性とのことです。

35歳の女性のケース

学生時代、付き合っていた彼氏の影響でスロットを始めたようです。

彼氏がギャンブル好きな性格で、彼氏と一緒にいたいので、ギャンブルの時間が長くなっていったようです。

しかもビギナーズラックで1万円が5万円になったそうです。

彼氏と一緒の時間を過ごせるので、お金を楽しく稼げると勘違いしてしまったため、現在でも、会社の給料をすべてつぎ込んでしまうほど、ギャンブルにのめり込んでいったようです。

その結果、10社の消費者金融から合計で350万円借りることになり、返せないので両親に土下座して、350万円肩代わりしてもらったようです。

カードを取り上げた

もう2度とギャンブルで借金をしないように、両親は娘のカードを取り上げます

しかし1枚カードを隠し持っていたようで、再度借金を重ねてしまいます。

その総額は400万円。合計で750万円も両親に肩代わりしてもらったことになります。

結婚を前提に付き合っていた彼氏に浮気されて、失意・寂しさを感じたのも大きな要因とのことです。

その後はちょっとしたストレスでもギャンブルにいってしまうように・・・

消費者金融の利用で

4年前に結婚

新しい環境と、夫の家族との関係でさらにストレスを感じるようになっていきます。

その結果、夫から生活費を渡された数10万円をギャンブルで使ってしまいます。

現在は「非営利活動法人ヌジュミ」というNPO法人の元で、3年前から治療を始めたとのことでした。

ギャンブル依存症の対策とアドバイス

31歳男性のケース(現役教師)

両親が生活を管理しています。

両親が給料を受け取って、息子に毎日1,000円だけ振り込むという徹底管理です。

以前作ったパチンコの借金は親が肩代わりしていました。

また息子の方も家計簿を書いて、「ギャンブルは行かない、パチンコ店を見つけたらなるべく見ないようにする」と言ってました。

美輪明宏さんからのアドバイス

ギャンブル以外になんでもいいから夢中になれるものを見つけて!ということでした。

趣味でもいいし、娯楽でもいいし・・・

夢中になれる趣味を

とにかく命がけで他に夢中になれるものを探すことが大切とのことでした。

まとめ

今回の「ニュースの晩餐会」はとても参考になりました。

ここでギャンブルにはまる人の特徴ですが、ビギナーズラック(簡単にお金が入る)と現実逃避(ストレスが原因)の2点が挙げられます。

1時間で2万円も稼ぐことができたら、「すげー!」と思ってしまいますよね?

それが興奮=快楽になっていき、ギャンブル依存になるようです。

 

現実逃避は一時的には必要だと感じますが、いつまでも辛い現実から逃げていても、状況は変わりません。

どこかで覚悟を決めて、立ち向かう必要があります。

そのためのきっかけが、ギャンブル以外に夢中になれるものを見つけましょう。

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