円安による海外旅行のメリット・デメリット!消費者にとってマイナス?

円安になるとスーパーの価格にも影響するよ

円安による海外旅行のメリット・デメリット!消費者にとってマイナスになることとは?

昔はドル円が80円台でしたが、いつの間にか100円台まで円安が進んでいます。

安倍政権でアベノミクスと呼ばれる政策が始まり、日本の景気が良くなるかと思いきや、

生活が徐々に苦しくなっていると感じている人も多いでしょう。

円安になれば生活は楽になるかと思いきや、給料は上がらないのに食品など日用品価格が上がってます。

そこで、円安になるメリット・デメリットについて説明していきます。

円安のメリットとは?

円安のメリットを享受できる層と言えば、輸出をしたり、海外の子会社で利益をあげている会社になります。

円安が進んでも、ドル建てのコストはあまり変わらないので、利益が膨らんでいきます

外国から見た日本の資産価値は減少していくので、他国から借りている日本の借金も、外国から見たら小さくなります。

円安のデメリットとは?

次に円安のデメリットを見ていくと、非常に多くの事柄が見えてきます。

輸入業者にデメリット

昔の日本は自給自足の国という側面がありました。

お米はおいしいですし、海産物も捕れる島国です。

しかし状況は一変し、スーパーで食品の製造元を見ると、アメリカ産、オーストラリア産、中国産など、さまざまな食品を外国からの輸入に頼っていることが分かります。

輸入に頼る

もちろん食品だけでなく、海外からの輸入に頼っている業者は、どんどん購入コストが増えてしまい、利益が圧迫されます。

最近では、せっかくガソリン代が下がって来たのに、円が安くなってしまったので、メリットがあまりない状況でした。

円安は消費者に直撃

このように、輸入に頼っている企業がコスト高で苦しむようになると、日本国内で販売されている商品も自ずから高くなります

やはり一番痛いのは、よく利用するスーパーでの食品の値上げです。

個人的にヨーグルトが好きですが、以前100円くらいの価格が120円になっていてビックリしましたw

その他、毎回買う食材があれば、高くなったことに気付いている主婦の方も多いでしょう。

食材の値上げ

食品以外にもガソリンをはじめ、輸入に頼っているものの価格は上昇しています。

海外の年金生活者にデメリット

老後は海外でのんびり暮らそう!という人たちも多いはずです。

しかし肝心の年金が、円安で価値が下がってしまったので、生活を直撃しているはずです。

海外に住むのであれば、外貨貯蓄のように、年金以外にも予備のお金が欲しいところです。

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海外旅行が全然安くない

東南アジアに行くと、日本と比べて食品が安かったり、タクシーや電車などの料金が安く感じる国はまだまだあります。

しかし、海外旅行によく行ってる人は、「そんなに日本と変わらなくなってきた」と言います。

 

ブランド品に関しても、ドル円が80円の時に買ったらお得でしたが、120円近く円安が進んだ状況では、外国で買った方が安いかもしれません。

特に日本から近い韓国や台湾のホテルの価格は、日本とほぼ変わらないどころか、東京のホテルに泊まるような価格帯になっています。

海外旅行が高い

もちろん安いホテルもありますが、宿泊した人が「もう泊まりたくない」と感じるレベルですね。

最近では、中国人や韓国人の旅行客をよく見かけないでしょうか?

向こうは経済発展した上に、円安なのでとても旅行しやすい時期になっています。

株高は続いているが・・・

最近では、日本の株価は2万円を突破し、経済状態が少しよくなっていると感じる人もいますが、株の取引をしている人の割合は少ないでしょう。

しかも、株や不動産にまわっている資金が一巡すれば、また下がることが予想されます。

 

たとえ今後も株価が上がり続けても、実質的な改革は進んでいないので、国民の生活は豊かにはなりません

つまり、貧富の格差が拡大することになります。

 

なので、無駄な出費を抑えて、株やFXなどの投資にお金を使うことをおすすめします。

まとめ

ここまで見てくると、一般消費者にとって、円安はまったくメリットがないと考えます。

しかし政府は、この円安の状況をうまく利用したいようです。

そこで、稼いだお金を消費だけに使わずに、うまく投資に回す必要があります。

あわせて、今後円高に動いたときはにドルを購入しておくことが、円が安くなった時の防衛策となります。

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