架空請求業者に電話してしまった!住所がバレて家に来る可能性は?
以前からたくさんの迷惑メールが来ていますが、架空請求だと分かっていても、ついついメールを開いてしまうようなタイトルが増えていませんか?
世間的にも迷惑メール・架空請求は無視をすればいいという認識が強まっているものの、まだまだ引っかかってしまう人も少なくありません。
特に最近では「警告 和解手続き代行調査機関でございます。」というような、今までの切り口とは異なるタイトルも増えています。
そんな中、「ビートたけしのTVタックル」で詐欺の特集をしており、パーマ大佐が実際に架空請求業者に電話していました。
最近よく届く架空請求メールの内容
ヤフーやグーグルのサジェストにもよく出てきますので、「警告 和解手続き代行調査機関でございます。」という迷惑メールは多くの人に届いているようです。
弊社は調査業務、情報管理及び和解手続き代行等を主とした調査機関でございます。
本日ご連絡致しましたのは、現在貴方がご契約されているインターネット有料コンテンツ提供サービス会社からの通告を放置し、利用料金を長期延滞している事に対し、起訴準備期間に入った事を報告致します。
本通知メール到着より、翌営業日(営業時間内)までにご連絡を 頂けない場合には、ご利用規約に伴い
1.ご名義人調査開始
2.各信用情報機関に対して個人情報の登録
3.法的書類を準備作成の上、法的手続きの開始以上の手続きに入らせて頂きますので予めご了承下さい。
尚、法的手続きが開始されますと、管轄裁判所からの呼出状が発行され、
執行官立ち会いのもと、給料、財産、動産、不動産、有価証券等の差押さえを含めた強制執行となりますのでご注意下さい。最近、個人情報を悪用する業者の手口も見受けられますので、
万が一身に覚えのない場合でも、早急にご連絡下さい。
この下に架空請求業者の連絡先が書いてありますので、今までの迷惑メールより信憑性があり、引っかかってしまう人も多いようです。
ただし内容を見る限り、突っ込みどころが満載な内容となっております。
パーマ大佐が架空請求業者に電話をかけてみた
電話の流れ
・年齢を聞かれる
・話がいきなり和解にまで飛躍する
・お金の話
おおまかにこのような流れで、ほとんどがお金に関する内容でした。
ほとんどお金の話
具体的なお金の話をする前に、いくら払えるのか確認しているようでした。
今回パーマ大佐は「10万円までなら払えますが・・・」と伝えていました。
・延滞金額:約46万円
・名義の調査:7万円
・退会処理:25万円
・違約損害金:40万円
その結果、上記の金額を伝えられ、ひとまず「10万円で構いませんので・・・」と言われます。
振込みの方法
振込み等ではなく、電話をつないだまま郵便局の現金書留で送って欲しいという内容でした。
支払う意思がないと
こちらに支払う意思がないと、延滞金がかかる旨や裁判所からの通知が家に届くと言うように焦らせたり・脅しをかけてきます。
まとめ
パーマ大佐が架空請求業者と話した内容をまとめてみましたが、まったく根拠がない内容ですので、もちろん支払う必要はありません。
ただし頭が真っ白になって払ってしまう人もいるかもしれません。
その場合は、電話を切れば問題ありませんw
ここで電話をかけてしまって、個人情報を心配する人もいるかもしれません。
お金がとれないと分かったら、もうかかってこないでしょう。
ただし、その電話番号が他の架空業者等にまわり、電話がかかってくる可能性はあると思います。
専門家の意見でも、利用した内容がまったく書かれていないので、今回のメールの内容は全く意味がないと述べています。