買い物で失敗しない方法を3つ紹介します。
誰しも、買い物で失敗して後悔した経験があると思います。
「あれ?なんでこの選択をしたんだろう?」、「この物件を選んで本当によかったの?」など、
振返れば切りがないでしょう。
店員さんにのせられただけなのか、販売テクニックに引っかかったのか、気になるところです。
「NMBとまなぶくん」という番組で、代表的な事例を紹介していたので解説していきます。
松竹梅の法則
よく料理屋さんで、「松竹梅」という3種類に分かれたメニューを見かけませんか?
例えばお肉料理屋で、松1万円、竹5000円、梅3000円というメニューがあれば、どれを選ぶでしょうか?
その他にも、ビールジョッキ、ケーキの大きさなどなど、大中小で選ぶものもあります。
多くの人が選ぶのはどれ?
多くの人は、真ん中の竹の商品を選ぶそうです。
割合的には、松2割、竹5割、梅3割になるケースが多いそうです。
選択を迫られた人の心理状況
人の心理って単純で、高値つかみはしたくないし、安いものを選んで失敗したくないという気持ちになるようです。
この心理状態って、すごい共感できますよね?w
販売者側の狙いは?
販売者側の狙いは、真ん中の竹の商品を販売するのが目的です。
普通に、竹5000円、梅3000円の商品2択であれば、梅の商品を注文する人が多いので、
松という商品・メニューを出しているお店が多いそうです。
私が松竹梅で失敗した体験談
私も、この松竹梅という法則は知っていましたが、つい最近も北京首都国際空港内にあるマッサージ屋で失敗しましたw
松竹梅というメニューではなく、60分258元、70分358元、80分458元という表示でした。
迷った末に、真ん中の70分358元を選んでしまいました!
普通に考えて、10分で100元(約1700円)の差は大きいですよね?
まんまと引っかかってしまいましたw
しかも!マッサージがとても下手な担当者だったので、とてもショックを受けましたw
ということで、
3つの選択肢があれば、基本は一番ランクが下の商品を選びましょう。
ただし、「ケチケチしたくない!今日だけは豪勢にしたい!」ということであれば、一番ランクの高い商品を選びましょう。
一貫性の法則
こちらも有名な法則です。
例えば街角でアンケートを依頼され、質問に対して、ほとんど「はい」と答えたとします。
最後の方で「この500円の商品って安いですよね?」というような質問され、
ここでも「はい」と答えてしまうと、特に必要のない商品でも購入してしまうそうです。
つまり、これまでずっと「はい」という一貫した答えを返してきたので、最後の方で違う答えをすると、自分に嘘をついてる気持ちになるようです。
最近あった一貫性の法則体験
携帯電話やスマホに、営業の電話がかかってくることはありませんか?
しかも!現在利用しているスマホ会社から・・・
最近では、某スマホ会社から、「利用調査のアンケート」⇒「何かの案内」の電話がありました。
もちろん、何か別の契約をプラスさせるための電話です。
そのため、最初はアンケートから始まるわけですが、最初のアンケートの段階で「結構です!」と言って断りましたw
なぜなら、私も昔、とあるコールセンターで発信のアルバイトをしたことがあるからですw
一貫性の法則で失敗しない為に
結論!少し人としては不親切ですが、街角のアンケートや営業電話は早めに断りましょう。
アンカリングの法則
アンカリングの法則では、不動産会社で賃貸物件を探す時の事例が有名ですね。
多くの人も体験済みではないでしょうか?
賃貸物件の紹介の順番
例えば、毎月5万円の賃貸物件を探すために不動産会社に行きます。
その場合
1軒目⇒条件よりも内装や立地が良い!予算を結構オーバー(7万円)している物件
2件目⇒条件よりも劣化した内装!予算を結構下回る(35000円)物件
3軒目⇒条件よりも少し家賃は高いけど(55000円)、ほぼ希望通りの物件
平均的にどの物件を選ぶ?
この場合、ほとんどの人は3軒目の物件を選ぶそうです。
初めに、予算よりも高い7万円の物件を見せておくことで、予算よりも5000円ほど少し高くても、納得して契約する流れになるようです。
また、1軒目でキレイな物件を見ているので、2件目の少しランクの低い物件は選びにくくなるそうです。
アンカリングの法則の対策
3軒目の物件が人気物件であれば、この法則に引っかかっても問題ないでしょう。
しかし、すぐに部屋が埋まらなそうだったり、特に引っ越しの繁忙期でなければ、別の不動産会社も周ってみましょう。
賃貸物件に関しては、数年は住むと思うので、納得するまで選んだ方がよさそうです。
・短期の利用であれば⇒4つの地域でレオパレスに住んでみた感想・評判[入居期間1ヵ月以上]
買い物で失敗しないために
買い物と一言で言っても、服などの商品もあれば、時計やバッグなどのブランド品、レストランでの注文など、様々なものがあります。
ただ、食事などで少し高めの料理を注文しても、そこまで後悔はしないはず。
しかし、高いブランド品のバッグや服など、家に帰った時に、あまり必要のないものだと感じることもあるようです。
そこで、欲しいと思ったときはすぐに買わずに、1日待って本当に欲しい商品なのか考えましょう。
その他、買う時に、いくらで売れるのかあらかじめ調べておくのもおすすめです。
まとめ
買い物で失敗した経験は誰にでもあると思います。
ただし、失敗すると言っても、上記のような知識があって失敗するのと、何も知らないで失敗するのとでは大きな違いがあります。
なぜなら、失敗した理由が分かるので、次回から同じような失敗を防ぐことができるからです。