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空き家は解体しないと売れない?築年数が古い戸建てでも売却できる?
空き家を売りたくても、築20年以上経過すると建物の価値は0になると言われているので、
解体して更地にしないと売却できないケースが多いようです。
しかも、空き家の解体には150万、200万くらい必要です。
そのため、多くの人が空き家の処分に困り・放置している状態です。
そんな中「ガイアの夜明け」という番組で、築年数38年、駅から徒歩54分の空き家でも買い取ってくれる業者が紹介されていました。
この記事の目次
不動産一括査定を利用した結果
今回紹介された業者ですが、(株)カチタスという会社です。
いくつかの不動産一括査定を利用して、持ち家の価格を調べた結果、カチタスからしか連絡が来なかったそうです。
※不動産売却サイト
もちろん、不動産売却サイトを利用して複数の会社から連絡が来れば御の字ですが、持ち家の条件次第では、連絡が来ないケースもあるそうです。
なぜ築38年・最寄駅から徒歩54分の空き家が売れたのか?
・土地に車を3、4台停めれるスペースがあった
※家族それぞれが車を所有する可能性があるため
・車で10分圏内に、スーパー、ドラッグストア、衣類店、小・中・高校、市役所があった
・駅から離れているけど、駅に車を停めれば問題ない
という調査から、この物件はリフォームすれば売れる!という結論に達したようです。
今回の物件は、屋根裏に鳥の巣があったり、天井が雨漏りしていたり、窓に草木が食い込んでいる状態でしたが、シロアリ被害はなかったようです。
カチタスは今回の物件をいくらで販売したのか?
持ち主が空き家をいくらで売却したのか分かりませんが、カチタスはリフォーム後の販売価格を1,198万円に設定していました。
ちなみにカチタスは、リフォーム費用はかかっても300万以内に収める方針でした。
番組を見た限りでは、外見はそこそこですが、中はとてもモダンな造り・設備で、住みたい!と思えるほど。
周辺住宅の相場は2,000万円近いので、1,198万円はかなり安いことが分かります。
しかも住宅ローンを利用しても、毎月36,000円位で済むので、購入者にも負担が少ない物件です。
その結果、初日だけで内見者が6組も来たそうです。
物件を担当したカチタス担当者の意見
日本人って、新築信仰があると言われていますw
ただし、これまでに住宅ローンが払えなくなった人をたくさん見てきたため、相場よりも価格の安い中古物件に着目したそうです。
よく、住宅ローンを支払うために、日々の生活を切り詰め、毎日を楽しめていない人も少なくないそうです。
それなら、
安い価格で中古物件を手に入れ、趣味や旅行などにお金を使った方が、人生を楽しめるような気がしませんか?
もちろんお金が余っているなら問題ないですが、家だけでなく、車も安い中古車を乗った方がお得に感じましたw
空き家を更地にして活用する道も?
空き家の場所にもよりますが、更地にして駐車場にしたり、貸農園にするケースもあるようです。
人通りの多いところでは自販機を置いてる人もいます。
ただし、更地にすると固定資産税が6倍になるので、きちんと土地の活用法を考えてから取り組みましょう。
まとめ
昔であれば、家・土地の相続と言えば、財産を引き継ぐというイメージでしたが、最近では負債になってしまうケースが目立ちます。
築年数が経過する前に売却したり、立地次第では早めに土地の活用法を模索した方がよさそうです。