天皇陛下のお仕事は大変!どのような生活を送られているのでしょうか?
天皇陛下と言えば、日本の象徴・シンボルと言うことを知っていても、
日々どのようなお仕事をされ、どのような生活を送られているのか分からないですよね?
「池上彰のニュースそうだったのか」を見て、その概要を垣間見れたので紹介していきます。
この記事の目次
天皇陛下のお仕事(ご公務)
TV等で天皇陛下が外国を訪問されたり、被災地を慰問するお姿を見かけた人もいるでしょう。
ザックリですが、以下の様なご公務があります。
天皇陛下の国事行為
・内閣総理大臣の任命
・国会の召集
・衆議院の解散
・法律の公布
・栄典授与
・大臣の任免など
天皇陛下の公的行為
・被災地への慰問
・外国訪問
・一般参賀
・賓客の接待など
色んな法律や政令が出るときに、1つ1つ署名や押印をされるようですが、
その数がなんと年間で1000件を超えるようです。
そのため、静養中でも、書類に目を通されたり、署名するご公務をしなくてはいけないようです。
知られていない天皇のお仕事
日本は、キリスト教やイスラム教など、特定の宗教に入っている人は少ないですよね?
私自身もよく分かっておらず、日本は仏教国?なのかな~という程度です。
実は天皇陛下には、宗教に関する重要な役割を担っておられました。
天皇陛下の重要な役割
神様にお祈りする人のトップで、国民の安泰・幸せや豊かさ、世界の平和を祈ることも仕事があるそうです。
つまり、宗教のトップの様な存在ということになります。
この宗教は神道(しんとう)と呼ばれるもので、
日本古来の独自の宗教で、自然に感謝し、自然の至る所に神様がいるという考え方です。
日本って、八百万の神と言われるほど、たくさんの神々がいる国だと言われています。
こちらも神道の考え方によるものかもしれません。
天皇が行われる主なお祈り
実は皇居の中にもお祈りする宮中三殿という場所があるようです。
年間で以下のような主なお祈りをされるようです。
・恒例祭祀:年間約20回
・歴代天皇のための祭祀
・外国に訪問・帰国の際
天皇の必須アイテム
三種の神器を持っていることが天皇の印になります。
※三種の神器
・八咫鏡(やたのかがみ)
・草薙剣(くさなぎのつるぎ)
・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
2019年5月1日、この三種の神器を受け継ぐ剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀が行われました。
ここから令和が始まっています。
個人的な願い事をしてはいけない神社
神社によっては、個人的な願い事をしてはいけない神社があります。
伊勢神宮ですね。
神宮と大社の違い
・神宮:天皇や皇室と関わりの強い神社
・大社:著名な神社の総本山のようなところ
という違いがあるそうです。
明治神宮も神宮とあるので、個人的な願い事をしない方がいいのかもしれませんね。
国家、国民の幸せの様な大きな願い事をした方がよさそうです。
日本人は神道の信者?
こう質問されるとよく分からないですよね?
よく分かりませんが、日本で行われている以下の行事も、神道由来の行事でした。
・豆まき
・ひな祭り
・七五三
年末年始をはじめ、初詣など神社に参拝する行為や御祭の御神輿なども該当すると思います。
まとめ
池上彰さんの番組で天皇陛下のお仕事を見ていくと、宗教的な内容が多かったです。
日本は仏教色が強いと思っていましたが、神道だったのですね。
しかも、定期的に行われている行事まで神道由来でびっくりしました。
私自身、天皇は日本の象徴という位の知識しかなかったので、ためになる内容でした。
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