大学の奨学金で貧乏に!多額の借金を抱えて社会に出る若者が増加

奨学金を借りて不幸になる?

大学の奨学金で貧乏になり、多額の借金を抱えて社会に出る若者が増加しています。

奨学金と言うと、高校や大学に行きたくても経済的に苦しい状況にあるので、行けない人が受給できるイメージがありますよね?

もしくは、親に迷惑をかけずに、自分の力で大学を卒業したいと考えてる人が利用していると思います。

この奨学金の仕組みですが、日本の給料が右肩上がりの状況であれば問題ありませんが、

大学を卒業しても就職できなかったり・給料の少ない会社に入ってしまうと、返済がとても困難です。

「そもそも総研」でも奨学金の特集を組んでおり・参考になる部分が多々あったので紹介します。

奨学金を借りるのが簡単な理由

奨学金と言う名前ではありますが、ただの借金です。

借りたら必ず返済しなくてはいけません。

 

数年前に総量規制ができ・お金を借りることへの審査が厳しくなっています。

この理由ですが、金利が極端に高い状況の改善と、借金苦による不幸な状況の防止です。

しかし、奨学金を借りる審査は以前として敷居が低いようです。

収入のない学生ということで、審査は甘くなっているのでしょう。

奨学金を借りる

その代わり、保証人+連帯保証人を2名付けることが義務付けられています

一般的には両親と親族を1名づつ連帯保証人にするケースが多いようです。

つまりお金を貸す側としては、簡単にお金を貸すことができる上に、保証人が2名もいるので、とりっぱぐれがない仕組みになっています。

奨学金を借りた男性

そもそも総研では、大学を卒業した26歳の男性を取材していました。

現在の収入は22万円で、ルームシェアをしており家賃は約4万円ほど。

奨学金は高校の時から受けており、総額は約700万円にのぼります。

 

毎月31,000円の返済を行ってるようでした。

そして「日本と言う国はお金がないと何もできない国」だと感じているようでした。やりたいことも夢もお金次第だと。

2人に1人が奨学金を利用している?

現在では、約2人に1人が奨学金を利用しており、その平均額は約300万円になるそうです。

滞納する人も増加中

就職できても、その内の20%は非正規雇用で、正社員になれても会社を辞めてしまう人も少なくありません。

そのため延滞・滞納するケースは多いようです。

しかも3ヵ月間滞納してしまうとブラックリストに載り・債権回収会社にリストが回るんだとか。

 

その結果、別の会社に回収を依頼した取り立て屋がやってくるようです。

自己破産という方法も?

世の中には自己破産という選択もありますが、奨学金には保証人(連帯保証人)がいますので、その人たちへ返済義務が移るだけです。

そのため、自己破産という選択を取る人は少ないそうです。

海外の奨学金制度は?

海外の国の奨学金制度はどうなっているのでしょうか?

スウェーデンやドイツ、ギリシャなどをはじめとする国々は、大学の授業料は無料、奨学金も無料でした。

奨学金・授業料が無料

一方でアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなどの国々は、授業料は有料ですが、「奨学金は無料であげますよ」という内容になっていました。

日本だけどちらも有料という過酷な現実となってました。

奨学金の返済金額について

日本の奨学金の返済方法というと、繰り上げ返済はできますが、毎月いくらという定額になっています。

しかし、海外の返済方法を見ると、所得連動型というものがあります。

 

つまり、社会人になったばかりだと、初任給が16万、18万のところもあるでしょう。

このような状況で、いきなり毎月3万円返済となったら生活が大変ですよね?

給料が低いうちは返済も低くなるのが所得連動型です。

奨学金の返済方法

基本的に、大学を卒業後に正社員になれなくても、継続的に仕事ができる職業に就けば(派遣やアルバイトなど)、奨学金を返済することができます。

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生活に余裕がないかもしれませんが、高い買い物をしたり・借金をしなければ問題ありません。

ただし、そのような生活を長く続けても、生活は楽にならないですし、何より楽しくないですよね?

そこで、途中で正社員を目指すか、元手が0円に近い副業を始めるのがいいでしょう。

まとめ

ここまで海外の奨学金制度を見てきましたが、日本の仕組みより優遇されていてびっくり。

今の日本の奨学金の仕組みは、ただただ若者を苦しめるだけのように感じてきましたw

 

日本が高度成長期にあった時代は、奨学金くらい簡単に返済できたと思いますが、今の日本は違います。

そこで、本当に奨学金をもらってまで、大学に行く必要があるのか一度ご家族で話し合いましょう。

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どうしても大学に通いたい・通う必要がある場合は、目いっぱい奨学金に頼るというよりは、アルバイトとの併用をおすすめします。

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