生涯収入と一生で使えるお金はいくらになるでしょうか?
お金が好きなマネタヌですw
人によってライフスタイルは異なり、親からの資産等がある人もいるでしょう。
一軒家・マンション、高級車など高額なものを購入するかどうかによって支出も大きく変わってきます。
さらには1人暮らし、実家暮らし等でも状況は異なります。
しかし、あらゆるケースを想定すると分かりにくくなるので、1つの例を挙げて、ざっくりと
生涯年収とおおよそ一生で使えるお金はいくらなのか見ていきます。
20代で得られる収入
20代と言うと、大学を出ても就職できず・就職浪人している人、アルバイトや派遣で生活を立てている人、大学院に進む人、就職する人とさまざまです。
もちろん就職しても、途中で辞めて無職になったり、アルバイト生活を送る人もいれば、アルバイト・派遣の状態から正社員になる人もいるでしょう。
そこで分かりやすくするため、24歳から正社員で働いた場合を想定してみていきます。
・手取り収入:280万円
・年間支出:242万円
(内訳:家賃6万円×12ヵ月=72万円、生活費10万円×12ヵ月=120万円、交際費・レジャー費用・買い物費用=50万円)
・年間貯金額:38万円
24歳から29歳までの6年間同じような生活を送ったケースを想定すると
・収入合計:1680万円
・支出合計:1452万円
・貯金額累計:228万円
30代からの収入
30代になると、給料がアップしたり、一般的に働きざかりといわれています。
・手取り収入:440万円
・年間支出:396万円
(内訳:家賃10万円×12ヵ月=120万円、生活費13万円×12ヵ月=156万円、交際費・レジャー費用・買い物費用・保険等=120万円)
・年間貯金額:44万円
もちろん、年収が上がったり・下がったり、結婚するかもしれませんが、59歳までの29年間、同じような収支だったと仮定します。
その場合は
・収入合計:1億2760万円(440万円×29年間)
・支出合計:1億1484万円(396万円×29年間)
・貯蓄額累計:1276万円(44万円×29年間)
60歳から64歳までの5年間
2015年1月時点では、公的年金を受け取れるのは65歳からになります。
そのため、アルバイト等で年間の手取り収入が192万円だったとします。
年収が昨年と比べて大きく減ったので、支出も大きく減らすように節約を心掛けた結果、
・収入合計:2560万円(192万円×5年間)+退職金1600万円
・支出合計:1385万円(277万円×5年間)
・貯蓄累計:1175万円
65歳から85歳までの21年間
年金をもらいながら生活を送ったとします。
将来もらえる年金が減ったとしても、年間で約160万円もらっているとします。
※会社員は厚生年金に加入しているので、一定額上載せされます
しかし、年間160万円では生活できないため、毎年120万円ほど貯金を使ったとします。
そして60歳から64歳と同じ額の支出を重ねた結果、
・収入合計:3360万円(160万円×21年間)
・支出合計:5817万円(277万円×21年間(内使った貯金累計:2520万円))
24歳から85歳までの累計
・生涯収入:2億360万円
(24歳~:1680万円、30~59歳:1億2760万円、60~64歳:2560万円、65歳~:3360万円)
・生涯支出:2億138万円
(24歳~:1452万円、30~59歳:1億1484万円、60~64歳:1385万円、65歳~:5817万円)
残った金額が余ったお金となりますが、とても少ない金額となりました。
今回の例を見ると、65歳から貯金を崩して生活していますので、それまでに最低2000万円貯蓄しておきたいところです。
まとめ
表題の「一生でいくら使えるのか?」という疑問に対する答えですが、今回は2億138万円という結果になります。
もちろん生涯収入が3億であればもっとお金を使えますし、1億円であれば、さらに使えるお金は少なくなります。今回は一生独身の男性を例に挙げました。
一方で結婚して子供ができた場合は、子どもが増えるごと支出も増えていきます。
しかし助成金等がありますので、そこまで心配する必要はありません。
日々の生活も楽しくなってきますので。
また、手取りが440万と言うことは、年収がだいたい500万円ほどになります。
ただし上記のように安定した収入をもらい続けるのは難しい時代となっています。
途中で会社を辞めたり・リストラされることもあるでしょう。
その結果、アルバイト等で生活した場合は、年収が200万円台になることが予想されます。
そこで節約したり・貯金をすることが重要になってきます。
あわせて、転職して年収アップを図るのもいいでしょうし、自分で事業を始めたり・お店を出すのもいいでしょう。
とある番組や雑誌の情報によると、医師から余命が少ないことを告げられると、
「もっと自分のやりたいことをすればよかった」、「自分の人生は何だったのだろう・・・」と後悔する人が多いようです。
生涯年収が多いことに越したことはないですが、人生は短いので、自分のやりたいことをやる方が、後悔しない充実した人生を送れるのは間違いないと思います。
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