プロパーカードと提携カードの違い|どっちがおすすめ?
「プロパーカード」と「提携カード」にはどのような違いがあり、どちらを選べばいいのでしょうか?
それぞれのカードのメリット・デメリットを比較してまとめていきます。
この記事の目次
プロパーカードと提携カードの違い
プロパー(Proper)とあるので、特有の正式なカード=自社カードというニュアンスで問題ないと思います。
家電量販店やスーパーで、クレジットカードの登録キャンペーンを実施している場面を見かけませんか?
このように家電量販店や航空会社、百貨店、ホテルなどで募集しているクレジットカードは、ほぼ提携カードだと思って問題ないでしょう。
ここで、提携カードとプロパーカードの違いですが、ポイント還元率や特典などが挙げられます。
提携カードは特典や割引、ポイント還元率など独自の特典がありますよね?
一方のプロパーカードは、
ゴールドやプラチナ、ブラック、クリスタルカードなど、上位クレジットカードを所有しており、カードの利用状況を見て、優良顧客と判断した場合に上位カードへの切り替えができます。
提携カードの場合は、始めからゴールドカードまでは用意している会社もありますが、プラチナカードを用意している会社は少ないようです。
関連ページ⇒ゴールドカードのメリット・デメリット|一般カードとの違い
提携カードのメリット
提携カードは、提携元となる企業が提供するサービスや特典が受けられます。
例えば
・ガソリンスタンドでは、「ガソリンの値段がリッターあたり○○円安くなる」等の特典が付いています。
・イオンなどのスーパーのカードでは、「◯日、◯日は5%オフ」や「◯日と◯日はポイント◯倍」などのお得な特典が付いています。
※関連ページ⇒作らないと損!?ワオンカードのお得な作り方・使い方
・家電量販店でもそれぞれのカードを発行しており、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。
よく利用するお店の提携カードを所有し、その提携カード発行店で利用すれば、ポイントが100円に1ポイント。他店で利用した場合200円に1ポイントという特典も見かけます。
プロパカードを所有するメリット
メリット1
サービス内容の質が高いことがプロパーカードの特徴です。
「国内旅行傷害保険」や「海外旅行傷害保険」の付帯やコンシェルジュサービスなど、ハイレベルのサービスが付いています。
メリット2
プラチナカードやブラックカード、クリスタルカードなど、上位のクレジットカードを持てることです。
カードの利用状況を見て、優良な利用者だと判断されれば、インビテーション(招待状)が送られてきます。
プラチナカードやブラックカードを持ちたい方は、プロパーカードの方が良いでしょう。
メリット3
競合店で使うのに気が引ける、と言う意見を解消できます。
例えばANAのチケットを買うのにJALの提携カードでは利用しにくい、ということも。
プロパーカードを持っていれば、このような心配がなくなります。
プロパカードと提携カードのデメリット
プロパカードのデメリット
プロパーカードは、提携カードに比べてポイント還元率は低く、年会費も有料です。
提携カードのデメリット
提携カードは、提携先企業の都合によって、カードやサービスが停止することもあります。
プロパカードと提携カードならどっち?
また、提携カードは競合店で使いにくいので、プロパーカードを選ぶ人もいます。
例えば、イオンカードを持っている人が、西友での支払いに使う場合、「クレジットカードを出しにくい」という意見もあります。
おすすめのプロパカード
JCB
日本のクレジットカードなので、国内での人気は非常に高いものとなっています。海外旅行に行かれる方にお勧めしたいのがJCBプラザ。
JCBプラザは、世界60カ所に設置された海外サービス窓口で、JCB加盟店のご予約や観光に関するお問い合わせをJCBプラザ・スタッフが日本語で対応してくれます。
さらに世界の主要都市9ヵ所には「JCBプラザ ラウンジ」があります。
JCBプラザのスタッフは親切で、日本企業ならではのサービスを実感できます。
関連記事⇒【20%還元】三井住友VISAカードとJCBカードならどっち?
アメリカンエクスプレス
全世界で圧倒的なブランド力を持つ国際ブランドです。手荷物無料宅配や航空便遅延補償は当たり前。
空港から重い荷物を自宅まで無料で送れたり、航空便の遅延によりかかった費用や食事代を補償 などのメリットは当然です。
特に深刻なトラブルに繋がりやすい海外で、このオンタイムのサービスが活躍します。
海外旅行や海外出張などではアメックスほど重宝するカードはない!と言ってもいいほどサポートが充実しています。
ダイナース
日本で最初のクレジットカードで、優待サービスが充実しています。
グルメや旅行、エンタテイメント、ゴルフなど様々な場面で利用できる優待サービスはもちろん、有効期限がなく貯められるポイントや、最高1億円の旅行保険などもあります。
ただし、海外では使えない場所も多いので、不便に感じることもあります。
まとめ
どちらのカードがいいのか。サービスを選ぶか、ステータスを選ぶか、ではないでしょうか?
ポイントを貯める! お得に買い物する!といった事であれば、ポイント還元率がよく、サービスが受けられる提携カードをオススメします。
プラチナカードやブラックカードなど、将来的に上級カードにステップアップしたい。
海外旅行に行った時に補償が手厚い、コンシェルジュサービスを受けたいのであれば、プロパーカードをおすすめします。
※私が使っているクレジットカード
⇒初めてのゴールドカードなら三井住友VISAカードがおすすめな理由とは
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