2019年はお金のばらまきが流行るのでしょうか?
2018年12月にpaypayが100億円をばらまき、2019年1月には、ZOZOTOWNの前澤友作社長が1億円をばらまきました。
それぞれの詳細を振り返りながら、お金のばらまきにはどんな効果があるのでしょうか?
なぜ2019年以降、お金のばらまきが増えるのでしょうか?
この記事の目次
お金のばらまきと言えば
2016年に、政府が低所得者2200万人に向けて・1万5000円をばらまく方針を固めました。
賛否両論ありますが、1万5000円もらっても、生活費で消えるだけです。
その結果、ただの無駄遣いだという意見が多かく見られました、
「もらえるものならもらっとけ!」という意見もありますが、結局その後、収入が増えなければ・生活できなくなる人も多いでしょう。
誰が見ても一時的な施策だと分かります。
仮想通貨のエアドロップ
2018年1、2月に、ビットコインが暴落するまで、エアドロップという施策が流行っていました。
※エアドロップは現在でも行われています。
無料でアルトコインがもらえるという企画です。
コイン発行者が1人1人に配る量は少ないですが、「後に大きく値上がりするのでは?」という期待から人気がありました。
このエアドロップをする理由ですが、知名度を上げたり・取引所で売買する人・金額を増やしたりと、様々な目的があります。
そもそも有名になれず・価値がないコインは消滅するので、生き残るための対策でもありました。
分かりやすい例として、ツイッター上でも、何かの特典として、購入したり・集めた仮想通貨を配っている人もいました。
仮想通貨あげるから、「フォローしてね」みたいな。
paypayが100億円のバラマキ
未だに話題になっていますよね?
paypayの大規模なキャンペーンは終了していますが、1月20日まで、家電量販店でpaypayを利用することで、ポイントがアップする施策は行われているようです。
※2019年2月12日からpaypayキャンペーン第2弾が始まっています。
この100億円キャンペーンを行った理由ですが、キャッシュレス時代のシェアを勝ち取ることです。
ライバルにはLINE Pay(ラインペイ)、楽天ペイなどの競合がいます。
結局、市場シェアを大きくとった会社が、今後利益を大きく伸ばせるので、そのために100億円使ったのです。
ドコモ、au、ソフトバンクのシェア争いが分かりやすい例ですね。
ただし格安スマホ・simの登場で、3社だけの争いではなくなってしまいましたが・・・
ZOZO前澤友作社長が1億円のバラマキ
前澤さん個人のお金で、100万円を100人に配りました。
ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします! #月に行くならお年玉 pic.twitter.com/cKQfPPbOI3
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 5, 2019
ただフォローして・リツイートした人よりも、コメントやリプで熱い思いを語った人が当選したようです。
この1億円を配った理由は、ツイッターのフォロワー数を増やすのも大きな目的ですが、zozoの宣伝も兼ねていたと思います。
色んなメディアやニュースで話題になったので、広告費から見ると、かなり安く済んだのではないでしょうか?
この効果で、zozotownで買い物をする人が増えるかもしれません。
普通に広告代理店に依頼すると、すごい費用がかかります。
それが1億円で済んだのです。
結局、何かをしかける人って、出したお金を上回る効果を上げるのがすごいですよね?
ちなみに、会社から1億円支払うと税金がかかるようですが、今回は個人からなので税金はかからないようです。
贈与税の詳細を見ると、年間110万円まで控除できるからです。
今後はお金のバラマキが流行る?
これまで色んなお金に関するバラマキがありましたが、
なぜなら、わざわざ広告を作って・・・、CMを作って・・・、お金をかけて・・・と言う流れは
人件費や製作費など、多くの手間がかかるし、時間もかかります。
それがお金を配るだけで、paypayや前澤さんのように効果を上げているのですから。
もちろん無名な人には難しいと思うので、少しづつフォロワーを増やしたり、コミュニティーを作る人が増えていきそうです。
一方で、前澤さんの影響を受けて、現金をばらまく人も増えていきそうです。
今後は広告より個人の力が強くなる
ユーチューブで有名なヒカキンさんが紹介するだけで、ものが売れたり・何かが流行ります。
ツイッターでも、最近はインフルエンサーという言葉が流行ってきており、影響力を増しています。
何でも、1ツイート10万円、30万円出すから、リツイートして欲しいという依頼も来るそうです。
このように、広告を作るという流れから、影響力のある人への依頼にシフトしていきそうです。
まとめ
何かを広めたいときや宣伝したいとき、お金を配る手法が広まっていきそうです。
もちろん、そんなにポンポンお金を出せる個人は少ないと思うので、会社であったり・SNSで有名な人が、お金を配り始めるでしょう。
しかも、広告費を考えなくてもいいので、逆に安く済む可能性もあります。
よく、10円の化粧品が、最終的に1500円になるという話もあります。
このように広告費だけでなく、人件費など様々な費用がかかるので、今の時代に適した方法と言えそうです。
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