年金を払わないとどうなる?取り立て・強制徴収されるのか?

年金を払わないとどうなる

年金を払わないとどうなる?取り立て強制徴収されるのでしょうか?

年金は将来もらえないので払いたくない!という意見が圧倒的に多いでしょう。

加入する年代にもよりますが、

ある年を境に、受給金額よりも支払う金額の方が多くなってしまいます。

その結果、生まれた年によって不公平だという意見が大半です。

それでも年金を払わないとどうなるのでしょうか?

私も年金を滞納した時期がありましたが、市役所の人が2名で取り立てにきました

しかも今後は、車や自転車なども差し押さえられ、強制徴収されてるようです。

果たして、年金を払わない方法なんてあるのでしょうか?

身近にも年金を払わない知り合いが!

私が沖縄で出会った26歳の人ですが

私「年金払ってるの?」

「払ってないよ!」

私「督促とかこなかった?」

「役所から定期的に電話くるけど、きっぱり払いませんと言ってるし」

と言っていました。

このように、アルバイトや派遣のお仕事をしている人の中には、結構年金を払わない人も多いようです。

4割の人が年金を払ってないのは本当?

この4割という数値ですが、会社員や公務員などの第2号被保険者を除いて出した数値のようです。

組織に属していると、給料から天引きされるため

ですので、

第1号被保険者(自営業やアルバイト)の中で、年金を払ってない割合が40%にのぼっているということです。

自営業・フリーター

以前であれば、アルバイトや派遣でも、収入や勤続年数によって、会社の社会保険に入るかどうか決めることができました。

※2019年、一定の条件を満たすと強制的に社会保険に加入させられる人も増えています

一方で年金を払ってない分のお金を貯金や投資に回している人は少ないようで、結局、その時その時の生活費で消えているようです。

生活保護の内訳

つまり、

年金を払いたいくても、現在の生活費が足りないので、やむを得ず年金を払わないというのが現状でしょう。

私が年金を3ヵ月間未納した結果

わざと払わなかったわけではありませんが、手元にお金がない時期があって未納したことがありました。

確か実家で派遣の仕事を始めたばかりで、会社の方でも社会保障に加入していない頃です。

年金を払わないで3ヵ月経過しようとしていた時期でした。

NHK受信料

「ピンポーン」とベルが鳴り、ドアを開けてみると「○○市役所のものですが、年金未納の件でやってきました・・・」

最初は新手の詐欺かと思いましたがw、どうやら本当に○○市役所の人でした。

しかも1人ではなく、2名でやってきて3ヵ月分の約4万5000円を持っていかれました・・・、その後、少し惨めな気持ちになりましたw

年金を払わないと強制徴収されることに

私の体験談のように、年金を払わないと、基本的に強制的に徴収されてしまいます。

そのため、年金を払わないで生活している人の中には、住所がなかったり、年金の免除申請や生活保護などを受けている可能性もあります。

 

中には、強制徴収で家にやってきても、「払えない!」と拒む人もいるでしょう。

しかし!、理由もなく払わない状態が続くと、自転車や車などの財産が差し押さえられてしまいます。

もちろんいきなり差し押さえられるということはなく、督促状、差押え予告通知の後に、財産調査という流れです。

年金が払えない場合は免除申請を

介護費用の支給手続き

年金ですが、会社組織に属していれば、強制的に給料から引き落とされる仕組みになっています。

ただし会社を辞めると収入が途絶えるので、支払いができなくなってしまいます。

 

支払いが困難な場合は、年ごとに全額免除・4分の1免除・学生特例等の申請をすることで、その年は年金を納める必要がなくなったり、一部免除される制度があります。

 

収入が少ない、またっくない場合は、役所等で免除手続きを行っておきましょう。

国民健康保険料の減免は会社を〇〇で退職すると通らなかった件

会社退職後の国民年金・健康保険への切り替えの手続きまとめ

年金を払わない前に覚えておきたいこと

これまで、将来年金を受け取るには25年間の納付(免除や減免、猶予など加入期間に含まれる)が必要でしたが、

2017年10月以降は、受給できる条件が10年間に短縮されました。

しかも年金をきちんと払えば、以下のような制度も受けられます。

障害年金

病気やけがなどで障害が残った場合に、国民年金等の加入者に支給されます。ただし、障害が1年半以上残り、日常生活や労働に支障をきたすという条件もあります。

また、保険料を一定の期間支払っていることも条件で、障害等級が1・2級であれば所得があっても支給されるようです。

しかし、2015年1月5日の新聞では、障害基礎年金を受け取っている人が更新時に支給を打ち切られた、金額を減らされたという記事を見つけました。

しかも「障害年金をいついつ停止します」というはがきが届くだけで、事前の説明はなかったようです。いきなり毎月数万円の収入がなくなるので悲惨な状況になってしまいます。

遺族年金

日本年金機構の文章を引用すると、

国民年金に加入中の方が亡くなった時、その方によって生計を維持されていた「18歳到達年度の末日までの間にある子(障害者は20歳未満)のいる配偶者」又は「子」に遺族基礎年金が支給されます。

とあります。

年金を払わないとどうなる?まとめ

利息を支払う

確かに年金を毎月支払うのは嫌になりますが、強制徴収のリスクを考えると、払った方がいいでしょう。

若い時は健康なので、「そんなの払ってられるか!」と憤慨する人も多いですが、後々のことを考えると、1つのリスクヘッジになります。

年末調整の際にも、年金を払っ分を控除できるし、老後に一定額もらえるのは、その時になってありがたいと感じるはずです。

ただし、年金の支給時期がさらに伸びる場合は別ですが・・・

現在は65歳から支給となっていますが、70歳から・・・なんてこともすぐに国会で決定するかもしれません。

こんな状況ですが、

年金を払わないと将来もらえないだけでなく・督促や取り立ても厳しくなっていくので、トータルで考えると年金は払った方が無難です。

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