自転車事故の慰謝料が悲惨!5000万円請求させるケースも!

自転車事故の慰謝料

自転車事故の慰謝料が悲惨5000万円請求されるケースもあります。

フジテレビの「カスペ!」という番組で、「高額請求で家庭崩壊、わが子の自転車事故」という特集を見かけました。

しかも実際にあった話で、自転車事故で高額な請求を受けるという衝撃の内容でした。

日常的に自転車に乗っている人は、ぜひ知っておくべき内容でしたので紹介していきます。

子供が自転車事故を起こした!?

「学校に遅刻するから急ぎなさい!」、ごくふつうの家庭の朝のシーンから始まります。

中学生の息子が、学校に向かう途中で小学生の男の子と横断歩道でぶつかってしまいます。

横断歩道の信号は点滅している状態で小学生は渡ろうとし、

自転車の中学生は、少しよそ見をした結果、ブレーキをかけるのが遅くなっていました。

ぶつかった後、中学生は冷静に警察に連絡を入れます。

警察に連絡を入れると

警察の反応は薄く、「命に別状はないんでしょ?、今混みあってるので20分くらい待っててね。」

このように、命に別状がない場合は、警察の仕事で後回しにされてしまうこともあるようです。

警察が現場に到着すると

「あれあれ、怪我はない?大丈夫だった?」とやさしく話しかけてきますが、自転車を確認すると目つきが変わります。

「これスピード出るんじゃない?、何キロ出てたの?」

ロードバイクなどいい自転車に乗っていると、スピード違反を疑われるようです。

 

ロードバイク

 

そこで、「10キロ・20キロ・・・」と答えるのですが、

それを証明できる人いるの!?」と言われます。

昔から、犯罪・捜査関係のドラマを見ていると、証言を集めたり・証拠をとるために目撃者を捜しますよね?

そこで、事故があった際は目撃者を探すことが重要になります。

なぜなら被害者が真実を語るとは限らないからです。

しかし今回は周りに目撃者はいなかったようです。

現場に保護者が呼ばれて署内へ移動

事故現場に保護者が呼ばれ、話を聞きます。

保護者が呼ばれ

その後警察署へ移動し、加害者と被害者は、別々の部屋で実況見分が行われます。

「相手も信号が点滅の時に渡ったので、こっちは悪くないですよね?」と言うと、

「100:0ですね。自転車は車両なので、100%自転車が悪いことになります。」

ここで気になったのは、100%加害者が悪いとして、一体いくら請求されるのかということです。

自転車が100%悪い?

自転車事故を起こしたので、前歴がつくそうです。

つまり少年事件に該当するので、民事裁判になるとのこと。

成人であれば前科になるようです。

ここで「それでは自転車は怖いので、乗れないじゃないですか!」と言うと、「うちの子には自転車に乗せない」という返答が返ってきます・・・

自転車事故の損害賠償金額

被害者の弁護士によると

後日、被害者の弁護士が家にやってきます。そして話を聞くと

治療費・顔に傷跡が残るリスク・交通費・当日会社を休んだ手当・精神的被害・将来の可能性等を含めた費用が必要だと言われます。

被害者の弁護士

ここで「自転車の傷害保険に入ってる?」と聞かれますが、入ってないので・・・

2,300万円ですね」

これを聞いて「ええ!!!」と思いました。

「しかし、裁判をしない示談であれば、1,500万円でいいですよ」と。

どちらにせよ、1,000万円以上って・・・

そんな金額払えませんよ!と言うと、「給料も押さえることができる」と言われます。

加害者も弁護士に依頼

弁護士に依頼すると、その費用だけでも30万ほどかかるようです。

実は加害者の子供と父親は現場を確認し、監視カメラを発見します。

そこで警察に見せて欲しいと依頼すると、「よほどのことがない限り見せられない」と言われます。

しかし弁護士の依頼を受けると、あっさりその映像を見せてもらえます。

その映像で、確かに被害者の小学生は信号の点滅しているときに渡っているのですが、弁護士によると、少し減額されるだけでしょうと言われます。

加害者の弁護士

自転車の損害賠償は「5,000万8,000万請求されることもあるから、1,500万円は安い方ですよ!」と説得されます。

う~ん、これでは弁護士に依頼したメリットがないような・・・

いくら支払ったのか?

弁護士のその一言で、1,500万円を支払うことを決意します。

治療費やら、会社を休んだ給料くらいであれば、数万円で済むと思います。

しかし、将来の可能性という部分で賠償金額が跳ね上がっているのは、個人的には腑に落ちませんでした。

自動車事故による衝突等であれば、むち打ち等、ずっと残る可能性もありますが、自転車事故でそこまで・・・

一方で少年事件では、家庭裁判所に呼び出されることがあるようです。

問題がなければ、30分程度で終わるようです。

家庭裁判所

 

結局、1,500万円という金額は払えないので、家を売ることになったようです・・・

これが実話なので、怖いですよね?

自転車事故の傷害保険とは?

自転車と言うと、小学生の時から乗る人も多いでしょう。

しかし、中学や高校になると、電車通学以外には自転車通学が主流になってきますよね?

この話を聞いた後では、自転車に乗ることが怖くなってしまいます。

なぜなら、本当に急いで移動しないといけない場合は、スピードを出したり、感情的に運転する可能性もあるからです。

もちろん安全運転を気を付けたいですが、万が一っていう場合もあります。

そこで傷害保険について調べてみると、私は入っていましたw 火災保険に付加していました。ちなみに自動車保険にもつけることができます

傷害保険

確か私の場合は、2年間で1440円だったと思います。自分だけでなく、家族が自転車事故を起こした際にも適用されるようです。

何事もなければいいですが、私の場合は保険金額は1億円に設定していますw

一般的には損害賠償特約とも言われます。年間で1,000円もかからないのでつけておくと安心です。

まとめ

日常生活の中で、こんなリスクがあるの!と驚いてしまいました。

さらに相手の被害者が悪質だった場合はぞっとしますよね?もちろん前提に、安全運転をする必要があるわけで・・・

この1件を見て分かるように、日常生活の中で、さまざまなリスクがあると思われます。

そう考えると、国語や英語なんていう科目もありますが、こういう日常的に潜んでいる危険・お金の話も授業に取り入れた方がいいと感じています。

なぜならこの1件を見ても分かるように、1つの家庭の生活が崩壊してしまうのですから・・・

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