貧困格差は当たり前!年代別に見る大きな貧困の原因とは?

貧困格差

貧困格差は当たり前!年代別に見る大きな貧困の原因とは?

ボーナスがいくら出る、給料が上がった・下がったというニュースをよく見かけますが、そういうニュースにあまり関係のない派遣やアルバイト層が増えています

派遣やアルバイトであれば、正社員よりも給料が少なく・生活も苦しいうえ、契約期間がいつ終わるのか少し心細い印象を受けます。

継続的に雇ってもらえれば問題ありませんが、急に

「会社の都合で今月で契約を終了します」

来週で契約を打ち切ります

と言われたらたまったものではありません!

大学の学費を稼ぐためのアルバイトであればそこまで気にしませんが、メインの仕事がアルバイトの場合は、将来に不安を感じている人は多いでしょう。

そこで年代別に、貧困だと感じるようになった大きな原因に焦点を当てていきます。

20代の貧困格差

20代の貧困と聞くと、1人暮らしの大学生で、たまに食べるものがなくなったり・お米だけを食べるというイメージがあります。

ただし学生の頃は貧しくても問題ないでしょう。問題は大学卒業後の話です。

そこまで大卒にこだわらなくてもいいと思いますが、大学別の年収ランキングを見ると、まだまだ学歴格差を実感します。

貧困格差

 

未だに、有名な大企業が就職先として人気があります。もちろん大企業で出世していけば、給料は上昇していきます。

このような大企業は、面接で話を聞いてからしっかり選考するところもありますが、書類選考で大学名で絞るケースも中にはあるでしょう。

そこで20代の貧困格差の大きな原因は学歴が挙げられます。

 

私の中学・高校の同級生の中にも、有名大学を出て・大手の企業に就職し、数年後会って話をしてみたら、年収の格差に驚きましたw

ここでもう1つの大きな貧困につながる原因があります。

それは、就職できたのに、気に入らない・自分に合っていない・仕事が辛いという理由で1・2年で辞めてしまうことです。

 

ここで辞めてしまうと、奨学金が返済できないでも書いたように、奨学金が生活を圧迫します。

しかも1人暮らしの人にとっては致命的な出費です。

一旦会社を辞めてしまうと、すぐに転職できれば生活は安泰ですが、雇ってくれる企業がない等の理由で、

大学を出てもアルバイト生活に突入することも珍しくはありません

20代は、ようやく本格的な社会の波に揉まれる年代に突入します。

つまり人生の始まりと言っても過言ではないので、

ここでずっとアルバイト生活に馴染むのか、ここからスキルなどを身に着けながら、自分のやりたいことを見つけていくのかという選択が重要になってきます。

30代の貧困格差

一般的に30代が一番仕事がおもしろく感じられる時期で、お金も稼げる時期だと言われています。

異性にモテる時期であります。

しかし時代の変化の中で、正社員の割合が減少し、正社員から非正社員への降格やリストラ・給料の減額も珍しくありません。

また欧米のように転職して待遇アップ!・給料アップ!と考えていても、35歳あたりから正社員の募集も少なくなり、

会社を辞めたものの、次に雇ってくれる企業が見つからないケースも少なくありません。

 

つまり30代は、正社員か非正社員かで収入が倍近く変わってしまう雇用格差が貧困の主な原因と言えます。

 

冒頭にも触れましたが、正社員であれば年収が500万円~600万円という状況なのに、契約社員だと200万円~300万円という差がついてしまいます。

また正社員であっても、ボーナスカットされてしまい、住宅ローンや子供の教育費で頭を抱える人も増えています。

30代貧困格差

 

住宅ローンを組んだ年齢にもよりますが、組んだ次の年に地方へ転勤になったり・ボーナスカットされたり・リストラされたという話も少なくないので、そこまでマイホームにこだわる必要もないかもしれません。

 

契約社員でも、20代のうちはいいですが、30代半ばを過ぎると雇い止めを受けるケースもあるようです。

 

もちろんすぐに別な仕事が見つかればいいですが、3ヵ月ほど見つからないと貯金が尽きてしまう可能性も否めません。その結果、アルバイト生活に・・・というケースもよくあります。

そう考えると、契約社員を長く続けるのはリスクがあるので、どこかで正社員になるきっかえをつかむことが重要です。

40代の貧困格差

40代になってくると、家庭をもっている割合が高いので、給料が少しでも下がると大変な状況になってしまいます。

40代になると、会社ではそこそこの役職に就くようなイメージがありますが、現状では役職に就いている人の割合は2・3割程度のようです。

役職に就けなかった場合は、その後も平社員として出世の道から外れた立場に落ち着きます。

しかし40代になってくると、ご自身の病気やけがのリスクが高まってきます。

けがのリスク

特にお酒やたばこ、不規則な生活・暴飲暴食をしている毎日を過ごしていれば、生活習慣病にかかるリスクも跳ね上がります。

ふつうに働ける状態であれば問題ないですが、数か月入院するとします。その時、会社がどういう対処をするのか不安ですし、医療費も気になります。

 

さらには親の介護費用で出費がかさむケースも増えています。

 

以前であれば手厚い社会保障費がありましたが、最近では自分たちが出す割合が増えているので甘く見てはいけません。

毎月10万円以上の出費になる人も少なくありません。

つまり40代になる前に、そこそこ貯金をして・急な出費のリスクに備える必要が出てきます。

40代の貧困格差の主な原因は、ご自身の健康面や親の介護費用などの急な出費と言ってもいいでしょう。

まとめ

ここまで貧困になる原因を年代別に紹介してきましたが、1つのきっかけで、誰でもこのような状況になってしまうリスクがあります。

最近では、給料のうちの2割を投資に使い、会社勤めをしなくても生活できるようになった人もいます。

個人的には、やはり収入の1部を自分への投資や、お金を増やす投資、貯金等にまわすことが一番のリスク回避だと考えます。

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    • まる

    私の友達の息子さん、殆ど大学に行かなくても四年生までは留年しないで進める大学だそうです。それでも、四年生になると卒業はなかなかさせてくれないそうです。そうすると、勉強してないので、卒業出来ずに四年生を何年もするわけで。結局 学校を辞めてしまいました。その大学にはほとんど勉強しなくて、推薦で入りましたが、入ってもつまらなくて、行ってませんでした。結局今は、何故か?ドカチン??道路工事のような 仕事をしているようです。今は若いので それでもいいかな〜〜?とも思いますが、、将来を考えると、何時までも続けられる事でもないでしょう。友達の息子さんですので、おせっかいですが、心配に思います。お母さんは、派遣を昨年突然切られ、今はクリーニング屋さんでバイトを始めました。夫も あまり安定していない仕事を転々とされているようです。一昨年 購入していたマンションのローンの未払いが続き、自己破産、マンションは人手に渡り、今は貸し屋住まいです。
    一時は 大変に羽振りの良い生活をしていたのですが、
    気づくと、どんどん 悪い方向に転換していってしまっています。今では友達は、今の安倍政権のせいだとか、政治の事を大変に嘆いています。

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