持ち家と賃貸のメリットデメリット!今後はどっちがお得なのか?

家賃7万1R

持ち家と賃貸のメリットデメリット!今後はどっちがお得なのでしょうか?

持ち家は資産になるし、マンションのように気を遣うことなく暮らせます。

ただし、住宅ローンが払えなくなるというリスクもあります。

一方で、家賃を払い続けるのはもったいないですが選んだ物件が気に入らなければすぐに引越しできる賃貸物件。

一体どちらの選択がお得になるでしょうか?

 

もちろん、「一生同じ場所に住む」、「一生収入が安定している」などの前提条件によって、どちらがお得なのか変わってきます。

 

そこで、具体的な数字を比較するのが分かりやすいです。

 

家賃10万円の物件に30年間住んだ場合と、3000万円の家を買った場合ですね。

賃貸物件であれば

・家賃

・初期費用(礼金・清掃費・鍵代)

・火災保険など

 

持ち家であれば

・住宅ローン

・固定資産税

・維持費・修繕費

などを比較する必要があります。

ただし、予想外の出費もあれば、引越しをして家賃が変動するケースもあります。

そこで今回は、単純に持ち家と賃貸のメリットデメリットを紹介していきます。

持ち家の3つのデメリット

住宅ローンが払えない

会社の給料が下がった・リストラされた等の理由で、住宅ローンが払えなくなるケースも見られます。

ただしその多くは、無理をして値段が張る新築物件を購入していたり・収入の3分の1に近い数字を毎月の返済額に当てているケースです。

 

つまり、予算オーバーの物件を購入してしまったことが大きな原因だと考えられます。

 

ただし、ゼロ金利が始まったことで、住宅ローンの金利も安くなっているので、見直すのもいいでしょう。

不動産の価値が下がる

主に新築物件を買った瞬間に中古物件になるので、2~3割ほど価値が下がってしまいます。

実は、この3割には人件費・営業費などが含まれているのです。

その他、購入した物件の立地や環境によっても左右されます。

 

空き家問題

不動産を所有するリスク

売りたい時にすぐ売れず・貸したい時にすぐ貸せないリスクがあります。

その場合は、固定資産税などの維持費が継続的にかかります。

しかも売却時に家の価値が下がっており、ローンが払えないケースもあるようです。

 

主な3つの理由を見てきましたが、上記の内容から判断すると、予算にあった物件を選び・負債ではなく資産になる不動産を購入すれば問題ないでしょう。

持ち家がメリットになる条件とは

立地のいい不動産を選ぶ

都心で賃貸物件を探すときも、駅からの距離を第一に考える人が多いようです。

都心ではまだまだワンルームマンションでも利益をだしている人がいますが、その条件として立地がいいという条件が挙げられます。

立地のいい物件

 

具体的には、実質利回りと調べ、購入した物件をいくらで貸せるのかということを踏まえて選ぶのがいいでしょう。

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住宅ローンは収入の何分の1?

住宅ローンの返済が滞っている人が増えている現状を見ると、収入に対する返済の割合を多くするのは危険です。

ただし、なるべく早く返済した方が金利が安いのも事実です。

まとまった金額になる度に、早期返済に回すという方法もあります。

一番良くないのは、毎月の返済を重視しすぎて、毎日の生活が極度の節約に傾き・ストレスを感じてしまうことです。

土地の価格が下がりにくい場所

昔から土地の相場が安定している地域もあります。

一方で、オリンピック開催など、イベントがきっかけで価格が上がっている場所もあります。

 

不動産価格下がりにくい

 

これから土地の価格が上がりそうな地域情報を素早くつかむことが大切です。

 

ネットでは、多摩ニュータウンの例が取り上げられています。

同じような年代の人が住み・高齢化の状態になっているようです。

その結果、若者が減って、バス路線が廃止されたり・・・という事態も発生しているようです。

つまり、新しく街ができる際には、一斉に同じような年代が集まるのは危険と考えることができます。

持ち家をいつ購入すればいいのか?

早ければ早いに越したことはないでしょう。

ここで結婚したら、もっと広い部屋に住みたくなるので、「結婚まで待った方がいいのでは?」と考える人は少なくありません。

その場合は、今住んでいる1LDKの物件を賃貸に出して、新しい物件を購入するのもおすすめです。

もしくは現在住んでいる物件を売って、新しい住居に住み替えるという選択です。

一番重要なことは、資産価値の高い物件を購入することです。

分譲・ルームシェアという方法も

最初に物件を購入する際に、ワンルームではなく・2LDKという間取りを検討して、ルームシェアにするという方法もあります。

その場合は、住宅ローンの返済に、ルームシェアで入った人の家賃を利用を差し引くことができます。

地方で一軒家を購入した場合は、1階部分を賃貸に出すという方法もあります。

 

ルームシェア

 

私の周りでも、ルームシェア目的で、中古マンションの購入を考えている人がいます。

賃貸物件に住むメリット

・気に入らない物件・合わない場所であればすぐに引越しできる

・隣人とのトラブルがあっても引っ越しすればよい

・持ち家の様に、一ヵ所に定住する必要がない

・収入や経済状況に応じて、部屋のグレードなどを選択できる

・住宅ローンの様な負債がない

・老後までにお金を貯めて、老人ホームに移るという選択肢も

賃貸物件に住むデメリット

持ち家は資産になるけど、賃貸はお金が払うだけで得るものがない

持ち家がないと、ローンを組む時など信用度が低い

若いうちは賃貸でも問題ないが、年金が少ない老後で家賃を払えるのか?

マンションの場合、周辺の騒音が気になる(特に壁が薄いと大変)

賃貸と持ち家のまとめ

賃貸物件か持ち家かという議題は、どちらのケースにもメリット・デメリットがあるので、どういうライフスタイルを送りたいのか?という点が重要です。

持ち家を購入する場合も、結局は購入する物件次第でしょう。

価値がある立地や場所であれば、資産価値はあまり下がりません。

賃貸物件の場合は、好きな場所に住んだり・気軽に引越しできるのがメリットですね。

ただし、賃貸物件に住む続ける場合は、収入が年金だけになる老後が心配です。

そのため、一生賃貸物件に住むという方は、貯金や投資でお金を増やしておく必要があるでしょう。

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